「WWDビューティ」3月21日号は、2018~19年に行われたビューティに関するイベントや発表会の特集です。ほぼ年中無休で行われているビューティ関連のイベントや発表会に足を運ぶメディアやインフルエンサーを対象にアンケートを実施し「投稿への反応が最も大きかったイベント」「ブランドや製品の良さが伝わったイベント」といった切り口から、参加者の本音を探ります。
インスタグラムをはじめとするSNSの広がりに伴い、イベントの内容も一段と華美になり「他ブランドとの差別化」が競争になりつつある昨今、制作側はイベントをどのように捉え、また発表会をいかに進化させているのか?社内にイベント制作を手掛ける部署を持つポーラ、大規模なビューティイベントを行う伊勢丹新宿本店などに、力を入れる課題や近年の傾向を聞きました。
「よかったこと」をはじめ、アンケート回答を見てみるとインフルエンサーとメディアでは求めるものの違いが明確に浮かび上がり、アンケート上位には共通項が見られ、各イベントの試行錯誤がうかがえます。また、ビューティイベントや発表会が多く行われている会場を選出するなど、“人気イベントの作り方のヒントが詰まった内容となっています。
ニュース面では、東京・有楽町の阪急メンズ東京、伊勢丹新宿本店メンズ館という東京を代表する2大メンズ館のリニューアルをリポート。両店のコスメフロアがどう変わったのかを紹介するとともに、ますます活気づくメンズビューティの動向を取り上げます。そのほか、商業施設激戦区の錦糸町エリアに開業したパルコ、初のイートインコーナーを設け4月にグランドオープンする銀座ロフトにも注目です。
また、ミレニアル向けの新スキンケアラインを発売する「クラランス(CLARINS)」、ファンデーションと薬用スキンケアを融合したファンデーションを発売した資生堂、AI技術を用いて刷新したポーラのパーソナライズドスキンケアブランド「アペックス(APEX)」を掲載します。トピックスとしてスタートアップ企業のトリコが手掛ける定額制カスタマイズサプリ「フジミ(FUJIMI)」を取り上げています。