「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)」が現在、開催中です。「WWDジャパン」では、AFWT期間中にインスタのストーリーでデザイナーへの質問を募集中!コレクションについてからプライベートまで、あなたの質問を体当たりでデザイナーに聞いちゃいます。第3弾は、初のショーを行った「ザ・リラクス(THE RERACS)」の倉橋直美さんです。
Q:素材にこだわりを見せる「リラクス」にとっての“素材”とは?
A:服を構成する上で大きな役割を果たしています。素材があってはじめてパターンやシルエットを作ることができる。デザインも、素材が決まらなければそれに適したデザインはできない。素材が全てとは言いませんが、洋服の核になることは間違いないです。
Q:デザイナーになるために養うべき力は?
A:ベタですが、「服が好きだ」という気持ちが一番大切。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は一般大学卒で、ファッションの勉強を専門的にしたわけではない。ただ、学生の時から服が好きで、ごはんも食べずに海外に行き、服を買っていました。今思うと年齢や雰囲気的に分不相応でしたが、頑張って、そして気張っていい服を着ていました。そこからいいものを着たいという気持ちが生まれ、日本にはない素材の洋服に魅せられるようになりました。「リラクス」のようにインディペンデントなブランドを作るには、生産背景や資金など全て自分たちで管理しなければいけない。必ず壁や辛いことにぶち当たります。単純かもしれませんが、それを乗り越えられたのはやはり服が好きで作りたい、という思いがあったからこそです。