ファッションデザイナーの工藤司によるウィメンズブランド「スドーク(SODUK)」は、現代美術作家の玉山拓郎とコラボレーションした企画展「TAKURO TAMAYAMA ×soduk EXHIBITION」を日本橋・堀留町のHaunt1910で3月30〜31日に開催する。
同展は若手アーティストとクリエイターのグループ展「TACKING CITY NIHONBASHI」の一環。玉山は“THEY HARDLY EVER STAND STILL”と題した、鮮やかな照明を当てた空間にオブジェを並べたアート空間を作り、「スドーク」は2019-20年秋冬コレクション“0003 the ensembles”を展示する。3月22〜23日には玉山による単独の展示「THEY HARDLY EVER STAND STILL」や、オートモアイ、西村卓、藤原麻里菜ら他のアーティストの作品を見ることができる。入場料は1000円。
工藤は1987年生まれ。アントワープ王立芸術アカデミーを中退後、「ジェイダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」と「ジャックムス(JACQUEMUS)」でデザインアシスタントを、「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」でパターンアシスタントを経験。2017-18年秋冬シーズンにユニセックスブランド「クードス(KUDOS)」を立ち上げ、18-19 年秋冬にウィメンズ「スドーク」をスタートさせた。
玉山は1990年生まれ。愛知県立芸術大学を卒業後、2015 年に 東京藝術大学大学院を修了。インスタレーションのほか、映像やグラフィック、空間デザインなども行う。17年3月には山下琴菜による「コトナ(KOTONA)」17-18年春夏のファッションショーの空間デザインを担当。18年9月には広告のサインディスプレー制作などを行う光伸プランニングとともに、架空のモーテルをイメージしたプロダクトブランド「マーティンズ モーテル(MARTIN’S MOTEL)」を立ち上げた。
■TAKURO TAMAYAMA ×soduk EXHIBITION
日程:3月30〜31日
時間:30日11:00〜22:00/31日11:00〜20:00
場所:Haunt1910
住所:東京都中央区日本橋堀留町1-9-10 上野ビル1階
入場料:1000円