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1週間のニュースまとめ読み “普通の2位”を目指すロコンドや“カツラ革命”を狙うスパイバーなど(3月18〜22日)

 3月18〜22日に「WWD JAPAN.com」で掲載した記事の中から、5本の主要ニュースをお届け。併せて人事ニュースもまとめて紹介する。

【今週の主要ニュース】

スウォッチ グループ、LVMHとリシュモンへの時計部品の供給停止を示唆

 「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」などを擁する世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP以下、スウォッチ)は、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)およびLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)に時計の心臓部であるムーブメントを供給しているが、その契約が2019年一杯で切れた後は供給を取りやめる可能性があることを示唆した。(詳細はこちら)


ロコンド19年は「普通の2位目指す」 オムニ型の新業態などが柱

 ロコンドは18日、取引先などを招いた事業説明会“PPAP(Partners and Presentation And Party)”を行った。高級ブランドを集積した「ロコンド デパートメント」やオウンドメディア「ロコンド・マガジン」による商品単価を上げる高付加価値戦略、モバコレ統合による顧客層の拡大、ブランドの自社EC支援事業の拡充、初期費用無料の基幹システムなどをスタート。「ZOZO(の価格帯)が下に行く間に、われわれは上を目指す。2020年度の“圧倒的2位”になるため、19年のテーマは“普通の2位”」(田中裕輔社長)とし、ファッション分野のネット通販の圧倒的王者ZOZOを追撃する。(詳細はこちら)


マツオインターナショナルが長野の婦人服専門店「ロン・都」の事業を継承

 マツオインターナショナル(東京、松尾憲久社長)は19日、民事再生手続申請中の長野の衣料品専門店、ロン・都(長野市、宮内隆太社長)の事業の一部を譲受すると発表した。譲受の完了は、5月下旬を予定している。(詳細はこちら)


人工クモ糸のスパイバー、次は“カツラ革命”

 人工クモの糸で知られるスタートアップ企業のスパイバーは、アデランスと共同で新しい人工毛髪素材の研究をスタートした。人工毛髪にはこれまでナイロンやポリエステルなどの合成繊維などが使用されてきたが、スパイバーの人工タンパク質素材を使うことで、ウィッグでも通常の毛髪用のヘアカラー剤やパーマ剤なども使用できるようになるという。両社は2年後の2021年の商品化を計画する。(詳細はこちら)


米リーバイス再上場で時価総額9657億円に NY証券取引所がデニム姿で埋め尽くされる

 リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS以下、リーバイス)が再上場した3月21日、ジーンズ禁止などの厳格な服装規定で知られるニューヨーク証券取引所が、リーバイスのジーンズやデニムジャケットなどを身に着けた300人以上のトレーダーや関係者で埋め尽くされた。同社の34年ぶりの上場を記念して特別に許可したという、同取引所の粋な計らいだ。(詳細はこちら)

【今週の人事・デザイナー交代ニュース】

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