資生堂のグローバルアンバサダーである女子フィギュアスケーターのアリーナ・ザギトワ(Alina Zagitova)選手が26日、22日まで行われた世界選手権での優勝を含む今シーズンの活動報告のため、東京・汐留の資生堂本社事務所を訪問。資生堂の魚谷雅彦代表取締役執行役員CEOや岡部義昭「SHISEIDO」チーフブランドオフィサーをはじめとした、資生堂社員が出迎える中、資生堂カラーの赤いワンピースで登場した。
ザギトワは、昨年9月に「SHISEIDO メイクアップ」を中心としたグローバルアンバサダーに起用されており、資生堂は今シーズン中のメイクアップもサポート。魚谷CEOは「テレビで拝見してすごく感動しました。演技されている姿を見ながら『このメイクアップだから勝てるのかな?』なんて思ったり」と笑顔。ザギトワは日本語で「ありがとうございます」と答え、「今回の勝利は資生堂のみなさまのおかげだと思っています。世界選手権への思いも強かったけれど、それ以上に日本で勝ちたかった」と感謝を表した。
また、魚谷CEOが前回の対面でも話に上ったというザギトワの愛犬、秋田犬のマサルの話題を振ると、ザギトワは「マサルは23キロになって、とても大きくなりました。最近はサルコウ(フィギュアスケートの回転技)の合言葉で“回れ”と教えています。技術点が5点もらえる出来栄えよ」とコメントした。
さらに、日頃からメイクアップをするのが好きだというザギトワに向けた特別メイクアップレッスンも開催。「SHISEIDO」製品でのマットな質感のメイクにご満悦な様子だった。