ファッション

テーラード回帰の潮流の中、わが道を行くソウルのストリート 2019-20年秋冬ソウル・ファッション・ウイーク

 2019-20年秋冬のソウル・ファッション・ウイークが3月19〜24日に開催された。欧州のファッション・ウイークのオフランウエイではこれまでのストリートブームからクラシックやテーラード回帰の動きが見られたが、ソウルはまだまだストリートとスポーティーなムードが継続のようだ。

 ストリートウエアと比較的合わせやすいテーラードジャケットの着用は見られたものの、やはり目を引くのはストリートやスポーティーなウエアと、それに合わせたネオンカラー。故ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)が設計した、ソウル・ファッション・ウイークのメイン会場である東大門デザインプラザのアルミウムとコンクリート調の景観に、ネオンカラーが映える。

 また、ソウルのファッションシーンを代表するインフルエンサーたちも会場に集結した。オレンジヘアで目立っていた双子ガールズは、AMIAYAではなく韓国出身のキュウォン(Qwon)とキュジン(Qjin)。そのほか、韓国カルチャーに魅せられたロシア人モデルのアンジェリーナ・ダニロワ(Angelina Danilova)や、ピンクとブルーのドレッドヘアのファッショニスタ、ナラ・キム(Nara Kim)、いち早くヘアピントレンドを取り入れたモデルのヴェイリー・キム(Vaily Kim)らが来場した。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。