ファッション

ナイキが手掛けたマンCの“マッシュアップ・ユニホーム”に賛否両論

 現在、イギリス・プレミアリーグで首位に立つマンチェスター・シティFC(MANCHESTER CITY FC)だが、パートナーシップを結んでいるナイキ(NIKE)が発表した同チームのユニホームに対して賛否の声が上がっている。

 両者は6年間にわたってパートナーシップを結んでおり、契約は今シーズン限りで満了を迎える。これを機に“マッシュアップ・ユニホーム”と称したメモリアル・ユニホームを製作したのだが、このデザインが“斬新すぎる”と話題を呼んでいるのだ。

 “マッシュアップ・ユニホーム”はマンCのクラブカラーである水色を基調に、これまで発表されてきた9種のユニホームをマッシュアップ(混ぜ合わせる)し、縫い合わせたようなデザイン。これに対しサポーターからは「これまで見た中で一番デザイン性が高いユニホームだ」という意見から、「エイプリルフールの冗談だろ?」「試合では絶対に着てほしくない」といった批判まで、賛否の声が上がっている。

 ユニホームを製作したナイキは、2018年にFCバルセロナ(FC BARCELONA)と、14年にアーセナルFC(ARSENAL FC)ともそれぞれパートナーシップ20周年を記念したマッシュアップ・ユニホームを製作。最近では、スニーカー専門店のアトモス(atmos)と複数の生地を縫い合わせたようなアッパーのコラボスニーカーを発表していた。

 先日、19-20年秋冬コレクションを東コレで発表した「コーシェ(KOCHE)」も、ここ数シーズン協業を続けているパリ・サンジェルマンFC(PARIS SAINT-GERMAIN FC)のユニホームを使用したマッシュアップアイテムを同ランウエイで発表するなど、マッシュアップが一種のブームとなっているようだ。

 なお、マンCの同ユニホームは、30日に行なわれるフルアムFC(Fulham FC)とのウォーミングアップ時に実際に選手たちが着用する予定。4月10日から6000枚限定で公式サイトなどで販売される。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。