メイクアップブランド「アディクション(ADDICTION)」のクリエイティブディレクターを務めるAYAKOメイクアップアーティストの退任が29日に発表された。ブランド誕生10周年という節目での退任となったが、ブランドを手掛けるコーセーは、今後の展開について今夏以降に発表する予定だという。
今回の突然の退任劇についてブランドのPR担当は、「3月31日での契約満了となり、途中解約ではない。誕生10周年を迎え、11年目となるこの節目をブランドの将来にとって重要な時期と捉え、さらなる進化のために新たなフェーズに踏み出す。今後は欧米を含む本格的なグローバル展開を目指しており、後任を含む具体的な内容は夏以降に発表する予定」と話す。また、「お客さまには店頭で質問があり次第、説明を行う」という。
「アディクション」は、AYAKOメイクアップアーティストをクリエイティブディレクターに迎え、2009年7月にスタート。今年の3月31日が契約期限となり、両者の話し合いから契約満了となった。4月5日発売の夏コレクションをはじめ、ブランド10周年記念の秋冬コレクション、年末のホリデーコレクションまではAYAKOメイクアップアーティストが手がけたアイテムや広告を展開する。ブランドは今後も継続する。