マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)とその婚約者、チャー・デフランチェスコ(Char Defrancesco)は4月6日、ニューヨークのレストラン「ザ・プール(The Pool)」でウエディングレセプションを行なった。デフランチェスコは俳優、モデルとして活動し、さらにはキャンドルブランド「リット(LIT)」を手掛けている。マークが昨年4月にプロポーズし婚約していた。
まず当日21時ごろに会場周辺に集まったのは、主役の2人でもなくゲストでもなくパパラッチたちだ。さらに警備員が厳重なバリケードを築いているのを見て、街行く人々も足を止めてこのプライベートイベントに誰が来るのかを見守った。
マークとデフランチェスコはビンテージの「ロールス ロイス(ROLLS ROYCE)」に乗って登場。集まった群衆に笑顔で応え、キスも披露した。マークがこの日のために選んだのは、「すごく1970年代の『ピエール・カルダン(PIERRE CARDIN)』みたいだ」と語る英老舗ブランド「ハンツマン(HUNTSMAN)」のスーツだった。
会場には次々とジャスティン・セロー(Justin Theroux)やダナ・キャラン(Donna Karan)、アンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)、ベット・ミドラー(Bette Midler)、マークと親交のあるドラァグクイーンたちが到着。ルカ・サバト(Luka Sabbat)とクロエ・セヴィニー(Chloe Sevigny)、エミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski)とセバスチャン・ベア・マクラード(Sebastian Bear McClard)、ピーター・マリノ(Peter Marino)夫妻もそろって来場した。ファッション業界からはキム・ジョーンズ(Kim Jones)、アナ・スイ(Anna Sui)、ピーター・コッピング(Peter Copping)、スチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)らデザイナーの姿も見られた。
22時ごろ、黒塗りのSUVが会場付近を取り囲むように次々と到着。ひときわ大きな重低音を響かせる車から現れたのはナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)だった。そのほか、ジョーダン・バレット(Jordan Barrett)やケイト・モス(Kate Moss)、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、カイア・ガーバー(Kaia Gerber)ら豪華モデル陣も来場した。この日1番遅れて会場に現れたのは、ラッパーのリル・キム(Lil’ Kim)で、22時半頃に自身のセキュリティチームに囲まれてなんとか会場入り口に到着した。
マークとデフランチェスコは来場者に「今日は遠くから、遠くからでなくても足を運んでくれたみんなに、そして僕たちの家族のみんなにありがとうと伝えたい。この部屋にいるみんなは、僕らの人生で大切な役割を担っている。みんながここに来てくれたこと、そして今夜ダンスを楽しんでくれること以上に、僕たちが欲しい贈り物はないよ。だから飲んで、食べて、ダンスして、それからフォトブースも忘れないで!出るときはフーディーを受け取ってね」とスピーチした。
パーティーの来場者に配られた白のフーディーには、手をつないだ2匹のカワウソとハート、「流れないでね(Don’t Float Away)」という刺しゅうが施されていた。