眼鏡メーカー、フォーナインズは、ドイツの眼鏡ブランド「ウルフギャング プロクシュ(WOLFGANG PROKSCH)」の製造と日本における販売代理店業務を開始する。フォーナインズが販売代理業務を行うのは初めて。
フォーナインズが手掛ける最初のコレクションは“アイコニック(ICONIC)”“シグニチャー(SIGNATURE)””URBAN(アーバン)“の3シリーズで、デザインはユニセックス。ドイツでデザインされ、フォーナインズが生産して、世界で販売される。2月に、2019-20年秋冬コレクション会期中のミラノの「アルマーニホテル」で開いた展示会で発表され、日本は4月9日から3日間、渋谷ヒカリエで行われる眼鏡の合同展「カム(COME)」で業界関係者向けに披露される。
5月中旬の発売を予定しており、販売先は眼鏡のセレクトショップなど50店舗ほどを想定しており、「フォーナインズ(999.9)」ショップでは販売しない。価格は6万円台から7万円台。
飯村祐一フォーナインズ社長は「『フォーナインズ』の新しい挑戦であり、さまざまなビジネスの可能性が広がることを期待している」と話した。
「ウルフギャング プロクシュ」は1980年代にデビューし、デザイナーのプロクシュは複数のラグジュアリーブランドの眼鏡デザインを手掛けたこともある。日本でのビジネスは以前、金子眼鏡などと提携していたが、最近は途切れていた。