ファッション&ジム中毒の「WWD JAPAN.com」編集長が、2019年春夏シーズン最大のトレンドであるスポーツスタイルの代表格「MSGM」をカッコよく着るため、「RIZAP」に通い始めたこの企画。
■19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek5 出張&会食時の筋トレ・糖質コントロールはど〜するの?
マンツーマンの筋トレ&自分なりの方法を確立し始めた糖質コントロールを“封印”された海外出張も乗り越え、「RIZAP」通いもいよいよ1カ月。伊藤祐トレーナーのおかげで、ボディーメークはなかなか順調です。“「RIZAP」ライフ”に慣れてきたせいか、最近は筋トレ、糖質コントロール、そして日常生活でさまざまな発見があります。今回は、そんなお話です。
まず結果については、もうマジで順調なのです(照)。トレーニングを開始して1カ月のカラダは、
・体重:54.70kg(当初比-4.60kg、前週比-2.20kg)
・体脂肪率:10.7%(同-4.9%、同-1.4%)
・筋肉量:46.30kg(同-0.90kg、同-1.10kg)
いよいよ、体脂肪率1ケタ台が射程圏内に入ってきました(笑)。未知なる世界の扉が、今、開こうとしています。
脂肪というムダが少なくなったカラダを冷静に見つめると、発展途上ながら筋肉が浮き出てきて、なんだかイイ感じ。セクシー、いや正直ちょっとエロいです。ナルシズム全開で恐縮ですが(苦笑)、鏡に向き合う時間が長くなり、ジムウエアはノースリーブの登板回数が大幅にアップ。「胸と肩は、もうちょっと大きくしたいなぁ」とか「ワキ腹は絞り足りないな」とか「基礎代謝も上がるし、太ももはもうちょっと行っちゃう?」とか、いろんな欲が湧いてきます。なるほど、こうやってジムのフリーウエイトエリアには、スゴい人たちが集まるのですね(笑)。
「RIZAP」で持ち上げたり担いだりするバーベルも、「今日は40kgがシンドいな」とか「有酸素運動の後は、持ち上がらないな」など、「カラダと向き合う」感覚がつかめてきました。
1 / 2
糖質コントロールでは、イオンのプライベートブランド「トップバリュ(TOP VALUE)」のスゴさを再認識です。特に「低糖質 調製豆乳」が神レベル!!ナニコレ!!ウマっ!!糖質オフの食材は、正直やっぱり「物足りない」と思うものが多い中、コレはコクがあってベリー美味です。と話したら伊藤トレーナー、「『まいばすけっと』近くにあるんですか?すごく便利です!」って。いや、早く言ってよ(笑)。毎日、店の前を素通りしておりました(笑)。
「まいばすけっと」は、豆乳のほか、紀文の糖質ゼロ麺(主成分はおから&こんにゃく)や、オリーブオイル漬けの(ちょっとオシャレ風な)サバ缶など、一人暮らし男子にとって強い味方の高タンパク&低糖質、なのにリーズナブルなフードが多く、重宝です。
日々の体調管理には、「ガーミン(GARMIN)」のリストバンド型トラッカーが大活躍です。10年来、ジムに通っての有酸素運動にハマっていますが、毎日何歩歩いたのか?それにより何kcal消費したのか?エネルギーは足りているか?などを知ることができます。僕にとって毎週土曜日(日曜日もですがw)は有酸素運動に没頭する日で、1日に4万歩強動き回り1400kcal、基礎代謝を入れると3100kcal以上を消費するのですが、そこまで頑張ると週明けの「RIZAP」での測定が楽しみになって、ますます動きたくなるという好サイクルが生まれました。「ボディーメーク」、文字通り、カラダは自分の望み通りに作り上げられる実感を手にしはじめています。
課題は、体内の脂肪が少なくなって、ちょっとバテやすくなっていることでしょうか?でも、これは嬉しい悲鳴みたいなモノでもあり、加えて水に混ぜて運動中に摂取するサプリと運動後のプロテインで若干の糖質を補うと改善できます。「RIZAP」は基本筋トレに“コミット”してくれますが、中毒レベルで有酸素運動好きの僕には、運動状況に応じた食事のアドバイスもしてくれます。バテそうな時の効率的なサプリの摂取は、「最近疲れ気味で、思いっきり有酸素ができなくなりそう〜。イヤだ!」という、僕のリクエストに応えてくれたものです。また、筋肉量は「RIZAP」前に比べ1kgほど減少したように思えますが、伊藤トレーナーによれば、「体内の糖質量が減少した影響で、筋肉の水分も一時的に減ったことによるもの。トレーニング中の負荷(重さ)は進化しているので、筋肉量はアップしていますよ!」とのこと。一安心です。
と、「なんだよ、自慢かよ!?」な中身になってしまいましたが、そのくらい順調。毎週会うジム友には、「どんどん精悍になってる(あくまで当社比w)」「顔がスッキリした」「若返ってる」などお褒めの言葉をたくさんいただき、それもモチベーションになっています。って、コレは完全に自慢ですね(笑)。
【今週の“マッスルレビュー”: 「ヴェルサーチェ」2019年春夏ウィメンズ・コレクション】
連載では毎回最後に、伊藤トレーナーにモデルのカラダの側面から、コレクションブランドを分析していただきます(伊藤トレーナー個人の見解です)。ブランドは千差万別。その世界観を表現するモデルも千差万別。モデルのカラダを分析すれば、ブランドの新たな魅力に気づくかもしれないし、もっとカッコよく洋服を着こなせるかもしれません。6回目からは、ウィメンズ編。伊藤トレーナーも「女性の身体の方が、いろんな理論をお伝えできます!!」と気合満々です。ウィメンズ編の初回は、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」。ボン・キュッ・ボン(表現が古いw!!)の秘密は、なんでしょう?
今回は初のウィメンズという事で、女性のお体についてボディーメークの視点で解説できればと思います!記念すべき第一弾は「ヴェルサーチェ」です。体のラインを生かした“ボディ映え”しやすいスタイルが多い印象ですね。
ここで注目したいのは、女性の曲線美を象徴する「くびれライン」です。特に今回は、「ヴェルサーチェ」も強調している、くびれ〜ヒップにかけてのメリハリラインについて紐ときます。
女性のボディラインについてはさまざまな研究がなされ、「人が本能的に美しいと思える対比=黄金比」が存在します。くびれ〜ヒップに関しては、ヒップの大きさが1に対し、ウエストが0.7の比率(waist hip ratio=0.7)というバランスが黄金比です!
ウエストとヒップの周径囲をメジャーで測り、自分の比率が今どれぐらいなのかを知るだけで、「もっとお尻をトレーニングでボリュームアップしよう!」や「もっとお腹を絞ろう!」など、色々なボディーメークの道筋が見えてきます。
ただ、「痩せているだけでセクシー」という時代ではありません。「メリハリ」あってこその美ボディです!