三越伊勢丹グループとルックスオティカジャパン、東レインターナショナルの3社は、共同企画として伊勢丹新宿本店本館1階のイベントスペース、ザ・ステージで、初となるサングラスのコンセプトショップ「エブリデー・イズ・ア・サンデー(Everyday is a SUN-day)」を4月16日まで開催している。
同イベントを担当した小林嵩・三越伊勢丹 伊勢丹新宿本店婦人雑貨MD統括部 新宿婦人雑貨営業部 婦人雑貨バイヤーは「眼鏡は世界的に注目を集めている。当店も、今後リモデルで眼鏡を強化していく方針で、初のチャレンジとなるこのイベントがそのスタートだ。海外に比べて日本は浸透していないサングラスの市場を拡大したい」と話した。
同イベントでは、ルックスオティカジャパンが手掛ける「ブルガリ(BVLGARI)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「レイバン(RAY-BAN)」「オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」など10ブランド以上を“ラウンド”“オーバル”“キャットアイ”などデザイン別にディスプレーし、限定モデルや先行販売の商品もある。
百貨店では初の試みとなる眼鏡のコンシェルジュサービスを設けているのが特徴で、“自分に似合うデザインがわからない”という客にカウンセリングをしながら商品選びをサポートする。コンシェルジュがサングラスを選定する5つのポイントは、フォルム(顔型に合わせたフレームの形)、フレームの大きさや幅、素材感、フレームとレンズのカラー、TPO(ファッション、メイク、ライフスタイルなど)。コンシェルジュの1人は「サングラスは、ファッション全体を完成させるアイテムだと言える。目の健康に関する情報も含め、あらゆるシーンを楽しめるサングラス選びをお手伝いしたい」と話した。コンシェルジュサービスは伊勢丹のサイトで予約できる。そのほか、同店にはデジタルデバイスによるサングラスの試着体験やレンズの機能を紹介するコーナーなど新しいサービスが設けられている。
フランチェスコ・アルクーリ(Francesco Arcuri)=ルックスオティカジャパン ゼネラル・マネジャーは、「われわれはこのイベントに大きな期待を寄せている。日本におけるサングラスの使用率を上げていくこと、カルチャーを変えていくことにおいて、伊勢丹とパートナーシップを組んでいくことはとても意義のあることだ。このイベントを実施することによって、ショッピングのとき、車や自転車でドライブを楽しむときなど、いつもサングラスを掛けるというアイデアを提供し、そのカルチャーが根付いていくきっかけになればと思っている」とコメントした。
■Everyday is a SUN-day
開催日:4月10~16日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1