ファッション

伊藤忠が米ランニングシューズ「ブルックス」の輸入販売権を取得

 伊藤忠商事は、米国のランニングシューズブランド「ブルックス(BROOKS)」の日本市場での独占輸入販売権を取得した。アキレスを通じて2020年春夏から販売をスタートし、3年後に小売りベースで30億円の売上高を目指す。日本ではカスタムプロデュース(千葉県我孫子市、郷右近穣社長)が2012年1月から取り扱っていた。

 「ブルックス」は1914年に米国ペンシルベニア州で創業。70年代に世界で初めてEVAソールを使ったランニングシューズを開発。その後も3Dスキャンによるフルカスタムランニングシューズや生分解性素材を使ったミッドソール素材「BioMoGo DNA」など開発力に定評がある。伊藤忠とアキレスは3Dスキャンによるフルカスタマイズシューズの普及など、本格派のランニングシューズブランドとしての世界観を訴求していく。

 カスタムプロデュースは現在、同ブランドのネット通販サイトを運営しているが、今後は伊藤忠とアキレスの両社が運営を引き継ぐ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。