10連休のゴールデンウィーク。何の予定も決まっていないという人に海町出身の筆者オススメの、逗子とみなとみらいの海辺で楽しむ「野外シアター」を紹介する。
逗子の浜辺を舞台に、
海を感じる野外シアター
今年で10回目を迎える「逗子海岸映画祭」。逗子海岸という絶好のロケーションで沈みゆく夕日を見送り、潮風や磯の匂いを感じながら映画を楽しむことができる。4月26日〜5月6日の計11日間開催し、“インディアデイ”や“ミュージックデイ”“ストリートカルチャーデイ”などテーマを設けて毎日異なる映画を上映する。29日の“スポーツデイ”では、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」が、アウトドア・ドキュメンタリー映画祭「バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル(BANFF MOUNTAIN FILM FESTIVAL)」で公開された作品の中からセレクトした作品を上映する。
会場では、テーマに合わせたフードが日替わりで楽しめるフードコートや、砂浜のスケートランプ、メリーゴーラウンドなど日中楽しめるブースが並ぶ。そのほか、花や雑貨、洋服などのショッピングブースも設ける。さらにビーチヨガ、ビーチサッカーなど毎日開催されるプログラムも用意されており、映画以外にも昼間から逗子を存分に楽しむことができる。
■逗子海岸映画祭
日程:4月26日~5月6日
開場:11:00〜
映画開始:19:00〜
入場料:一般 1500円 高校生 1000円 中学生以下無料
場所:神奈川県逗子海岸
みなとみらいの夜空の下で、
夜景を望む野外シアター
横浜みなとみらい新港地区の海辺で開催されるのは「シーサイド シネマ 2019(SEASIDE CINEMA 2019)」。横浜赤レンガ倉庫と、隣接する「マリン アンド ウォーク ヨコハマ(MARINE & WALK YOKOHAMA)」で5月2〜6日の計5日間開催する。
横浜赤レンガ倉庫が会場の「シアター赤レンガ(THEATER RED BRICK)」では、「米国アカデミー賞ノミネート記念 細田守監督作品特集」 と題して、細田守監督の5作品を上映する。今年で公開から 10 周年を迎えた「サマーウォーズ」をはじめ、最終日には「第91回アカデミー賞(91st Academy Awards以下、アカデミー賞)」で長編アニメーション映画賞にノミネートされ、昨年大ヒットした「未来のミライ」がラストを飾る。
またイベント広場と赤レンガパークでは、4月26日〜5月6日にドイツの春祭りを再現した「ヨコハマ フリューリングス フェスト 2019(Yokohama Frühlings Fest 2019)」を開催。日中はドイツビールやビールに合うフードを楽しみ、夜の映画に備えつつ港町を存分に楽しむのもよいだろう。
「マリン アンド ウォーク ヨコハマ」が会場の「シアター マリン&ウォーク(THEATER MARINE & WALK)」では、みなとみらいの夜景と波の音を感じる海辺の特別なロケーションに特設会場を設ける。「第90回アカデミー賞」で脚色賞を受賞し、作品賞・主演男優賞・歌曲賞にもノミネートされた 「君の名前で僕を呼んで」の国内で初めての野外上映から始まり、「ムーンライズ・キングダム」や「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」など、近年話題となった作品を上映する。
■SEASIDE CINEMA 2019
日程:5月1〜5日
映画開始:19:00〜
入場料:無料
・THEATER RED BRICK
場所:赤レンガパーク
住所:神奈川県横浜市中区新港 1-1
・THEATER MARINE & WALK
場所:MARINE & WALK YOKOHAMA 海側隣接遊歩道
住所:神奈川県横浜市中区新港 1-3-1