ビームスは、米「リーバイス(LEVI'S)」とコラボする。長期的なグローバルプロジェクトで、その第1弾として、生地の表と裏を逆に使用した“インサイド・アウト”コレクションを発売する。4月26日に新宿のビームス ジャパンで先行発売し、5月3日にビームスのカジュアル店舗各店とリーバイスストア大阪店で発売するほか、海外は「リーバイス」のニューヨーク店とサンタモニカ店、ビームスの香港店と台湾店で発売する。さらにアメリカとカナダ(北米)での購入が可能となる米「リーバイス」のグローバルサイトでも取り扱う。
“インサイド・アウト”コレクションは、「リーバイス」の定番、“セカンド”タイプのトラッカージャケット(2万9000円)と“501”のジーンズ(2万5000円)、“ロングホーン”のウエスタンシャツ(2万2000円)、Tシャツ(4800円)、“セカンド”をベースにアップデートした着物タイプ(3万3000円)の全5型。デニムのセルビッチや本来ポケットの裏に付くスタンプなどを表に出し、両社のロゴも反転。中でも通称“ビッグE”と呼ばれる赤タブが反転するのは「リーバイス」の長い歴史の中でも初めて。
同コラボは2020年以降の取り組みも予定する。ビームスは世界的知名度を誇る「リーバイス」と組むことで、北米市場への認知拡大と出店を視野に入れる。
ビームスの北米戦略については、発売中の「WWDジャパン」4月15日号で詳しく報じている。