ビューティ

藤田ニコルが「WWDビューティ」で大人に変身 いつもと違う“にこるん”の新たな魅力

 インスタグラムのフォロワー数264万超え、ツイッターのフォロワー数245万超えと10~20代の女性を中心に圧倒的な人気を誇るモデル・タレントの藤田ニコル。ファッションブランド「ニコロン(NICORON)」のほか、カラーコンタクトやウエディングドレスのプロデュースも行うなど、活動は多岐にわたっている。また最近は自身のユーチューブチャンネルを開設してメイク動画をアップするなど、大の美容好きとしても知られている。今回「WWDビューティ」4月18日号の表紙に登場し、いつもとは違った “大人の藤田ニコル”に変身。新たな魅力を見せてくれた。

WWD:藤田さんは美容好きとしても知られているがメイクのこだわりは?

藤田ニコル(以下、藤田): メイクアイテムは死ぬほど持っているので、自分でメイクをする時にはいつも同じメイクをしないようにしています。気に入ったメイクをずっとしている子も多いけれど、そういうのを見るともったいないなぁって思っちゃいますね。いろいろなメイクをする方が楽しい。

WWD:リップとアイメイクではどちらを重視している?

藤田:どうしてもリップになりますね。リップアイテムをたくさん持っているのと、リップカラーだけでガラッとイメージを変えられるので。リップも昔は真っピンクが好きだったんですが、年齢とともに合わなくなってきて(笑)。今はオレンジベージュとか赤が多いですね。

WWD:好きなリップのブランドは?

藤田:本当にヤバいくらいの数を持っているので決められない(笑)。自分で買ったり、もらったりもするのを合わせると1カ月で60個くらいは増えています。だから化粧品のための部屋もあるんですよ。テレビ収録だとメイクも自由なので、自分が使いたいリップを持っていったりして、できるだけいろいろなものを試すようにしています。

WWD:かなり体を鍛えていると聞いたが、ジムにはどのくらい通っている?

藤田:ジムに通いだして1年半くらいで、今は週に1回くらい。鍛え始めてヒップラインは一番変わったと思いますね。あと、なで肩が少し直りました。“痩せる”というよりも体を整えに行っている感じです。

WWD:腹筋も割れてきている?

藤田:そんなこともないです。鍛えすぎても女性らしくなくなってしまうので、程よい感じを目指しています。今はくびれを作れるように、ウエストを絞る運動をしています。

WWD:食生活で気をつけていることはある?

藤田:ぱっと見てヤバそうなものは食べない(笑)。あと、時間には気を使っていて、夜に太りそうなラーメンとかアイスは食べないように我慢しています。それで、朝とかお昼に食べるとか時間で調整しますが、「食べたいものは食べる」ようにしています。

WWD:カラーコンタクトもプロデュースしている。

藤田:カラコンはもう必須でつけていないのは、服を着ていないのと一緒なんです。大人にはカラコンってイメージ悪いかもしれないけど、全然そんなことないです。つけていた方が盛れますよ。

WWD:ファッションブランドもプロデュースしているが。

藤田:前々から自分のブランドを持ちたいと思っていたんですが、実際に始めてみると現実は甘くないなって感じています。自分が作りたいものを作れる楽しさはあるけれど、何が売れるか予想するのは難しいし、みんなの好みもすぐに移り変わるし。好きなものだけ作って売れるという訳でもないですからね。

WWD:ファッションブランドではイベントも多く開催して、ファンとの交流を大切にしている。

藤田:そうですね。そのおかげで私は人気が出たと思うから、イベントをやらなくなったらみんないなくなっちゃうんじゃないかって不安しかないです。ファンと出会えるイベントは私の原点なので、これからも大切にしていきたいです。

WWD:SNSではファンからのメッセージはチェックしている?

藤田:コメントは全部チェックしています。でも気ままにコメント返しをしていると「ひいき」っていわれてしまうので、今は「コメント返しするよ」って書き込んだときだけするようにしています。

WWD:ウェブで自分の情報を見たりする?

藤田:見ますね。掲示板もチェックしています。悪口も書かれたりするんですが、子どもの頃からいろいろと書かれてきたので慣れちゃっていますね。小学生の時は「死ね」とか書かれたりして本当に傷ついてさすがに泣いてました。中学生の時も「誰々とつきあってる」とか学校生活のことを書かれたりしてました。だから今のネットで言われるのは昔ほど苦じゃないです。でも、やっぱり気にしゃちいますけどね。

WWD:モデル業以外にタレント業もしているが。

藤田:タレントも楽しいけど、軸はモデルです。テレビはいつ飽きられるか分からないし。モデルからスタートしているので、モデルを軸にしていたいとは思っています。今までも「ニコラ(nicola)」「ポップティーン(Popteen)」「ViVi」と出たい雑誌をやらせてもらってきて、そこに対しての努力はやってきたつもりです。目標を決めたら、けっこうやり遂げるタイプだと思います。

WWD:目標に対しての努力を惜しまない。

藤田:いろいろなことをやりたくなっちゃうし、そのために努力もしますね。

WWD:ファッションのこだわりは?

藤田:何でも着ます。「自分の個性を出すべき」といわれる時代だけど、わたしは何でも自由に着たいです。こういう系統じゃなきゃ嫌とかはなくて、着たい時に着たいものを着る。だから大人っぽい日もあれば、カワイイ感じもあったり。それでいいんじゃないかなって思うし、その方が買い物も楽しい。それに合わせてヘアメイクを変えたりもしています。

WWD:将来の目標は?

藤田:わがままかもしれないけれど、やりたいことだけして生きていられたらいいな、って思いますね。それが一番ハッピーな生き方だと思うし。好きな時に結婚して、好きな時に仕事をやめたいです(笑)。

WWD:結婚願望はある?

藤田:あります。ママは25歳くらいでしたんですが、私とママの年齢の関係性がすごく好きで、わたしもそれくらいがいいなって憧れます。

WWD:結婚後も仕事は続ける?

藤田:好きなので続けるとは思うけれど、さすがにおばあちゃんになったらやめると思います(笑)。もういいかなっていうタイミングも自分で分かると思う。そうなったら表に出る仕事ではなく、プロデュース業とかでもいいし、その時にほかにやりたいことが見つかるかもしれないですね。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。