ビジネス

「クラランス」の引き締め美容液がリニューアル 平成小顔ブームの立役者が成分強化&製品名変更

 「クラランス(CLARINS)」はロングセラー美容液「トータル Vセラム」をリニューアルし、「V コントア セラム」(50g、9100円)の製品名で6月7日に発売する。従来の脂肪とむくみへのアプローチに加え、新たに“抗重力”の肌ネットワークに着目し、新たな知見をもとにした最新成分とテクノロジーで、よりすっきりとしたフェイスラインをかなえる。

 「クラランス」の引き締め美容液は1998年に「リフトマンスール ヴィザージュ」の名で発売。製品発表会に登壇したオリビエ・クルタン=クラランス(Olivier Courtin-Clarins)「クラランス」グループ会長は、「当時、日本のメディアをフランスに招き、私の父のジャック・クルタン=クラランス(Jacques Courtin-Clarins)創業者が日本人女性の望みを聞いたところ、小顔になりたいという答えが返ってきた。その翌日から、製品作りに取り組んだ」と振り返った。当時の日本は安室奈美恵をきっかけに小顔ブームが起こっていた。

 発売後は日本をはじめアジア各国で人気となり、小顔、スリミングブームの火付け役のひとつになった。その後、製品は2005年、10年、14年にリニューアルしており、今回の新製品は5代目となる。

 “重力に抗う肌状態”に大きく寄与している18型コラーゲンが、紫外線や大気汚染などの環境的要因によって減少することが同社研究により確認されたことから、新製品には新たに18型コラーゲンの生成を促進しつつ、脂肪の蓄積抑制にアプローチするシバムギエキスや、肌の引き締めが期待できるカラスムギなどの植物成分を配合する。

[related post="824808" title=「クラランス」からミレニアル世代向け新スキンケアライン"]

CLARINS x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。