ファッション

アラフォー世代が取り入れたい2019-20年秋冬トレンド パート1「キュロット」

 ウィメンズのトレンドは、数シーズン前のストリートブームからスポーツへ、そして次の2019-20年秋冬は、クラシックを現代にアップデートした“ニュークラシック”が大きな潮流になりそうです。クラシックということで、上品なスタイルのトレンドはアラフォー世代にも取り入れやすそう。秋冬シーズンは、レイヤードや重ね着と、より“クラシックスタイル”を楽しめること間違いなし!そこで一足早くアラフォー世代に次の秋冬シーズンのおすすめスタイルを紹介。

 まずは何と言ってもキュロット。“キュロット”と聞いて懐かしいと思う人も多いのでは。数年前に流行した“ガウチョ”やスカートとパンツを掛け合わせた “スカンツ”も記憶に新しいですが、あらためてキュロットとは「全体にゆったりとして、外見上はスカートに見える半ズボン」のこと。多くのブランドでこの“キュロット”がランウエイに登場していましたが、とくにエディ・スリマン(Hedi Slimane)による「セリーヌ(CELINE)」では、これでもか!というほどキュロットが豊作。いわゆるベーシックなウールのチェック柄から始まり、キラキラ加工やプリーツ加工などさまざまです。

 キュロットにトップスで合わせたいのは王道クラシックのボウタイブラウスです。今シーズンはボウ(リボン)の部分が大きいのがポイント。ボウタイのみならず、スカーフをリボン風に巻くのも参考にしたいスタイル。エディは、ブラウスに合わせるカーディガンやジャケットをキラキラさせたり、ティアドロップ型サングラスをかけたりと、クラシックにエディの得意なロックテイストをプラス。ベースボールジャケットを合わせてちょっとカジュアルダウンするスタイルも真似してみたいスタイル。そして足もとはしばらくトレンドに浮上してこなかったロングブーツが多く登場しています。キュロットの相性も良く多くのブランドから出ており、今あらためて新鮮に映ります。クラシックを仕上げるアイテムとして、久しぶりに来そうな予感です。

 「ジャックムス(JACQUEMUS)」「トッズ(TOD’S)はキュロットをレザー素材にしてアップデート。同じ色で統一する“トーン・オン・トーン”でさらに上品に仕上げているポイント。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARSONS)」は、プリント柄だがモノトーンにすることでシックにまとまっている。大人のキュロットスタイルとして参考になりそうですね。

2019-20年秋冬トレンドをもっと見る

COMME DES GARCONS x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。