家電量販店大手ビックカメラ傘下のコジマは、静岡市の「コジマ×ビックカメラ 静岡店」をユニクロと協業した店舗としてリニューアルオープンする。ビックカメラグループとしてのユニクロとの協業店舗は、2012年に新宿に開店した「ビックロ」に続き同店が2店舗目。
郊外に立地する店舗は2階建てで、売り場面積は約5300平方メートル。改装後は1階の半分にユニクロが入る。両社の売り場の間には、「ユニクロ(UNIQLO)」の商品を着せたマネキンとともにコジマの家電商品を一緒に並べることで、相互送客を狙う。ファッションと親和性の高い時計をコジマの売り場に新規導入するなど、相乗効果も見込む。また、地元の模型メーカーのタミヤと組み、3社でデザインしたミニ四駆の常設コースを設置することで、家族連れも呼び込む。
ビックカメラとユニクロの共同運営店1号店のビックロは12年にオープン。アイテムが整然と並ぶ通常のユニクロと異なり、デジカメや掃除機、ゴルフクラブを持ったマネキンをいたるところに配置する大胆なMDが話題を呼んだ。