待ちに待った10連休、ピクニックやキャンプに出掛けるという人も多いのでは。気象庁によるGWの天候予想は、全国的におしなべて平均並。きっとポカポカ陽気に、風に揺れる新緑の木々の匂いが心地よいだろう。あとは、冷たいビールがあれば、何も言うことはない。ただ一つ、懸念があるとすれば、その持ち運びのスタイルではないだろうか。野暮ったいデザインのレジャーバッグだと、なんだか気分も乗らない。だが記者はこの春の展示会で、そんな悩みを完璧に解決してくれる、デザインと機能を併せ持った最強のレジャーバッグに出合った。
ブランド名は「タイタイ(TAITAI)」。350mlの缶ビールが6本、もしくはワインボトルもぴったり入る。黒を基調に縞模様のドローコードをアクセントに効かせたスタイリッシュなデザインは、同ブランドのデザイナー・相馬逸人の、有名セレクトショップの商品企画などを手掛けてきた経験が生きている。ナイロンにポリウレタンコーティングを2層に施したボディーは、突然の雨もへっちゃら。110gと不安になるほどの軽さだが、底材にはピアノ線を超える耐久力のリップストップナイロンを使用しており、破れる心配も無用だ。内側は保冷機能をもつアルミシート張りになっており、いつでも冷たいビールが楽しめる。ロ―ルトップ型で、丸めてしまっておけるのもうれしい。価格は6500円。
ほかにも、イタリア製のボタンを使ったり、ドイツ製の高級マグネットパーツを使用したりと、こだわりを随所に散りばめた。「市場に出回っているクーラーバッグは、お世辞にもかっこよいとはいえないものばかり。スタイリッシュなバッグから冷たいビールや美味しいお弁当が出てきたら最高、と半分自分のために作ったようなバッグです(笑)」(相馬デザイナー)。なお、弁当用の巾着型(5800円)もある。