写真家の東海林広太は、写真展「go sees」を東京・原宿のウルトラスーパーニューギャラリー(UltraSuperNew Gallery)で開催する。会期は4月27日~5月6日。同展は、2014年にファッションスタイリストから写真家に転向した東海林が、ライフワークとして“人”に会いに行き、撮りためてきた作品群を展示するもので、現時点での集大成とも言える内容だ。展示では、肩書きや年齢性別はなく「花」のように写し出された人の姿を、同じく彼自身が撮りためてきた花の写真と対比させる。会場では新作写真集も販売される。
写真展の開催にあたり、「今回モチーフとなった花も人も、コントロールすることのできない変化していく美しさを感じさせてくれる対象だと思う。被写体は変化していくし、僕自身も変化していって写真には被写体のみが写るが、そこには僕自身や、写真を見る人の環境や感情も投影されて写る。その時、写したコトは僕の手を離れて、誰かの物語になる可能性がある。写真がもつ余白と不確定さが好きだ。それが僕が写真を撮る理由の一つかもしれない」とコメントを発表した。
■go sees
会期:4月27日〜5月6日
時間:13:00〜19:00
場所:UltraSuperNew Gallery
住所: 東京都渋谷区神宮前1-1-3
入場料:無料