ハーゲンダッツ ジャパンは4月24日~5月5日、抹茶尽くしのコースメニューを提供する限定サロン「ハーゲンダッツ 抹茶 サロン(HAAGEN-DAZS MATCHA SALON)」を六本木ヒルズにオープンする。提供されるメニューは全部で6品。4月11日に事前予約を開始すると、2日でほぼ満席になったという同サロンの、注目のコース料理をレポートする。
「ハーゲンダッツ(HAAGEN-DAZS)」の日本販売開始35周年を記念しオープンする同サロン。抹茶(グリーンティー)は日本市場向けのフレーバー第1号であることから、原点回帰となる味をエンタテインメント性のあるコース料理で提供するイベントを企画した。メニューを監修したのは表参道の人気フレンチレストラン、ラス(L'AS)の兼子大輔シェフ。同店の人気メニューである「フォアグラのクリスピーサンド」が、「ハーゲンダッツ」の定番製品「クリスピーサンド」にインスパイアされて作られたものであることから、今回のコラボが実現したんだとか。
深緑色にまとめられた落ち着きのある店内に入ると、まず提供されるのが「グリーンティーとライムのカクテル」。ブランドこだわりの抹茶と炭酸水を組み合わせたウェルカムドリンクだ。ノンアルコールなのでお酒が飲めない人も安心。抹茶のほろ苦さと炭酸の弾ける喉越し、ライムの爽快感が特徴的。
続いて提供されるのが、「フォアグラのクリスピーサンド グリーンティーフレーバー」。袋に入って提供されるので和菓子に見えるものの、中にはクリスピーに挟まれた大きなフォアグラが!フォアグラと抹茶の濃厚なコンビネーションはお酒にも合いそう……。途中からパッションフルーツジャムの酸味も絡み合い、新感覚の味わいに。
「3種類の濃さの抹茶ティラミス」は、抹茶の濃度が異なるティラミスを食べ比べることができるというもの。ミルクの味わいが全面に出たスイーツ感の強い味から、抹茶の苦味と香りが口の中を支配する大人の味わいまで、味のグラデーションを楽しめる。抹茶の濃さが違うだけでこんなにも風味が変わるのか!という驚きとともに、好みの味を再発見するきっかけになりそう。
お次は「暗闇に覆われた抹茶ジュレ」。黒い蓋に覆われた器がテーブルに置かれると、スタッフがおもむろに着火!炎が立ち上るが、一瞬の出来事なので瞬きをしていると見逃してしまうかも。動画撮影をするならば、着火前からスタンバイしておいた方がよさそう。器の中に入っているのは、抹茶ジュレをまとったキウイやアロエなど。フルーツの酸味と抹茶の風味が絡み合い、大人のギルトフリースイーツという感じ。
冷たいメニューが続いたので、ここでいったん小休止。抹茶入りの緑茶が運ばれてくる。香り高い緑茶に身も心もホッとしたところで、最後のメニュー「至福のハーゲンダッツ グリーンティー」へ。メニューは2段重ねの皿に盛られていて、スタッフが下段の皿に水を注ぐとドライアイスの煙がモクモクと!心踊るエンタテインメントであるとともに、「ハーゲンダッツ」のアイスクリームが一番おいしく食べられる温度であるマイナス5℃を作り上げるための仕掛けでもあるとのこと。濃厚な抹茶ソースのビターな味わいと、なめらかなアイスクリームの食感に舌鼓を打ってフィニッシュへ……ごちそうさまでした。
店内で流れるBGMも、提供するメニューのイメージに合わせて変えているとのことなので、そちらも注目。一皿ごとに抹茶の味わいが異なるオリジナルコースメニューは「ハーゲンダッツ」と兼子大輔シェフの本気を感じるとともに、抹茶の奥深さを知る良いきっかけになりそう。事前予約はすでに満席ではあるものの、1日112席分の当日整理券が配布されるとのこと(整理券配布時間は午前9時から先着順)。魅惑のコースメニュー、ぜひ体験して。
■HAAGEN-DAZS MATCHA SALON
日程:4月24日~5月5日
時間:11:00~22:30(1時間入れ替え制)
場所:六本木ヒルズ ヒルサイド2階 ヒルズカフェ / スペース
住所:東京都港区六本木6-10-1
料金:2686円