眼鏡ブランド「ゾフ(ZOFF)」を運営するインターメスティックの子会社オンザヒルが立ち上げた女性向けの眼鏡ブランド「グラッサージュ(GLASSAGE)」の直営1号店「グラッサージュ ル・プルミエール・マガザン」が4月24日、西武池袋本店3階にオープンした。
「グラッサージュ」は、“コスメを選ぶように眼鏡を選び、メイクをするように眼鏡をまとう”がテーマで、女性を意識したコンセプトを持つオリジナルモデル“コスメティックメガネ”と“360°ケアサングラス”を中心に約500種類をそろえる。“コスメティックメガネ”は日本人女性に最もなじみが良いといわれるブラウン系カラーを中心に70種類を展開するもので、定番の黒はない。また、“360°ケアサングラス”は360°全方位から紫外線をカットするレンズを標準セットし、美肌や日焼け意識したアイケアサングラスだ。価格は両モデル共に2万8000円。そのほか、「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」の眼鏡もある。
また、同店は眼鏡以外にオーガニックコスメやアクセサリー類も販売しているのが特徴で、ニューヨークのシアバターブランド「アミコレ(AMIKOLE)」やフランスの植物由来のフレグランス「クヴォン・デ・ミニム(LE COUVENT DES MINIMES)」などをそろえている。「グラッサージュ」は、サザビーリーグ コンテンツ事業部が商品開発、店舗演出、マーケティング戦略など総合的にプロデュースしている。2社の協業による女性に特化した眼鏡ブランドの直営店が百貨店の婦人服売り場にオープンするのは、従来の眼鏡業界になかったビジネスモデルだ。
田口進オンザヒル社長兼インターメスティック副社長は「女性客が入店しやすい空間演出にこだわった。従来の眼鏡店らしくない新しいコンセプトだ」と話した。