本格的な芸能活動はまだ始めたばかりという14歳の新人・茅島みずき。若手女優の登竜門といわれる「ポカリスエット」のCMの新ヒロインに起用され注目を集めている。170cmの身長を生かしてモデルとしての活動も行うなど、今後のブレイクが期待される存在だ。今回そんな彼女に、芸能界に入ったきっかけから、CMの苦労話、今後の目標などを語ってもらった。
WWD:芸能界を目指したきっかけは?
茅島みずき(以下、茅島):もともとはゴルフでプロを目指していました。小学校6年生のときに出場した全国大会で、うまく結果を出せずに挫折をしてゴルフを休んでいた時期に、母がアミューズのオーディション「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 〜九州・沖縄編〜」が家の近くであることを教えてくれて。そのオーディションは誰でも受けられるものでした。それまでは芸能界にはあまり興味がなく、「母に言われたから受けた」という感じでしたが、グランプリを獲得できて、今の事務所に所属するようになりました。
WWD:グランプリに選ばれたときの感想は?
茅島:まさか選ばれるとは思っていなくて、自分の名前が呼ばれたときは本当にびっくりしました。壇上から応援に来てくれた母と目が合ったんですが、母もびっくりしてましたね(笑)。
WWD:それまではゴルフ一筋だった?
茅島:そうですね。小学校2年生から本格的に始めて、4年生でスコアは70台になりました。毎日、日が暮れるまでラウンドして、日が暮れたら打ちっぱなしに行ってと、まさに“スポ根”という感じでした。
WWD:現在はまだ長崎に住んでいるが、普段は長崎弁で話す?
茅島:そうですね。敬語で話すと出ないんですが、友だちと話すときは長崎弁ですね。
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WWD:若手の登竜門といわれている「ポカリスエット」の新ヒロインに選ばれたが?
茅島:以前から母と「ポカリスエットのCM、すごくかっこいいね」って話をしていたので、今回のオーディションの話をいただいたときに絶対合格したいって思っていました。
WWD:CMではダンスを披露しているが、それまで経験はあった?
茅島:ほぼありませんでしたし、全然得意でもなかったです(笑)。むしろ苦手意識がありました。CMでの振り付けが決まってから本番までは約3週間だったんですが、1日7時間以上は練習しました。感情を出しながら踊るというのがうまく表現できなくて、すごく悩みました。撮影が終わったあとは達成感がありました。
WWD:TGC(東京ガールズコレクション)にもモデルとして出演したが?
茅島:TGCは憧れていたので、出ることができてすごくうれしかったし、ランウエイを歩くのも楽しかったです。
WWD:仕事以外でメイクをすることはある?
茅島:たまにします。赤リップが好きです。
WWD:髪はずっとロングヘア?
茅島:小学校1年生の時に一度ばっさりと短くしたのですが、すごく評判が悪くて(笑)。それからはずっとロングですね。
WWD:ファッションで気にしていることは?
茅島:最近は大人かわいいファッションが好きです。ブランドだと、「マジェスティックレゴン(MAJESTIC LEGON)」がお気に入りです。最近「レピピアルマリオ(REPIPI ARMARIO)」のモデルをやらせていただいて、ずっとネットで見ていてかわいいなと思っていたブランドなのでうれしかったですね。
WWD:憧れている女優はいる?
茅島:永野芽郁さんです。いつか朝ドラにも出演したいです。
WWD:最後に、将来の目標は?
茅島:将来は女優とモデルを両立できるようにしたいです。まだまだどちらも勉強中で……。まずは今、目の前にあることに全力で取り組んでいこうと思っています。