「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は3月から、ミックス音源とループアニメーションを組み合わせた作品シリーズ「Balenciaga Loops」をユーチューブ公式チャンネルで毎月配信している。今月は、グラフィティーや映像を手掛けるアーティスト、マックス・デ・ワアド(Max de Waard)によるアニメーションと、仏のオンラインラジオ局リンスフランス(Rinse France)と協業したサウンドをリンクさせた作品を配信中だ。アニメーションでは、「バレンシアガ」が2018-19年秋冬コレクションで発表したスニーカー“トラック(TRACK)”がフィーチャーされている。
同シリーズは、年2回発表するコレクションを補完するコミュニケーションとして企画し、毎回特定のコレクションをイメージした音楽と映像を使用。3月にリリースした第1弾では、独ベルリンを拠点とするイラストレーター、マックス・ガザー(Max Guther)をアニメーターに起用し、19年春夏コレクションのルックを映像に取り入れていた。
同ブランドはアーティスティック・ディレクターにデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が就任して以来、斬新なオンライン施策を積極的に実施している。公式インスタグラムアカウントでは、スタイリストやフォトグラファー、一般ユーザーら80人を起用し、彼・彼女らに服を貸し出してそれらを用いた投稿に報酬を支払うという取り組みを行なった。