「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOは、2019年3月期決算で、特別損失として総額21億円を計上した。同社のプライベートブランド「ゾゾ」の海外展開の見直しが主な要因だ。ドイツとアメリカを拠点に行っていた海外事業の撤退により、固定資産に係る減損損失が9800万円、たな卸資産評価損が6億9000万、事業整理損失が8億2000万円だった。
「ゾゾ」はビジネススーツの発送遅延などから7~9月期の売り上げは目標15億円に対して5億4000万円。19年3月通期の売上高目標は200億円と掲げていたが、最終的には27億円と大幅に下回った。これを受け、20年3月期のPB事業の目標は17億円としている。