ファッション

店頭の服を着て60分間外出できるレンタルサービス 「ラブレス青山」でスタート

 ファッション系IT企業のスプリング オブ ファッション(東京、保坂忠伸・社長)は4月26日〜5月24日、東京・表参道の「ラブレス(LOVELESS)青山」で、店内にある服を無料で着用して60分間外出できるレンタルサービス「キテク(KITEKU)」をテストする。

 利用方法は、「キテク」のウェブサイトから会員登録をし、携帯番号のSMS認証を行ったあと、試着したいアイテムを選んで最長60分外出できるもの。対象商品は「ラブレス」オリジナルのウィメンズ商品24点で、1日3着まで持ち出しすることが可能だ。撮影やSNSへの投稿もでき、返却時のクリーニングも不要だ。
 
 保坂社長はサービス開発について「リアル店舗の活性化につなげたい。私も実際にアパレルの販売員を経験し、お客さまの試着までのハードルが高いと感じていた。このサービスを利用することで、お客さまにはコト消費として、着用感を見てもらいながら、自由に撮影もしてもらうなど、ファッションを楽しんでいただきたい。その後、着用者が『実際に着てみたら欲しくなった』と購入するケースや、SNSに投稿した着用画像を見た人へもリーチして、結果的にモノ消費につながることを期待したい」と話す。

 また開催期間にはシステム利用者を対象にしたファッションコンテストを行う。「キテク」を使って商品を試着した写真をSNS上で投稿し、「キテク」の公式アカウントをタグ付け、ハッシュタグ「#kiteku」「#kiteku_lvs」を付けて投稿した人の中から、数人に着用アイテムをプレゼントする。

■「キテク」テスト運用
日程:4月26日〜5月24日
時間:12:00〜20:00 ※貸出サービスは17:00まで
場所:ラブレス青山
住所:東京都港区南青山3-17-11

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