RIZAPは、同社グループ会社を再編し、中核子会社(10社)および、その傘下のグループ会社群から構成する体制に再編・集約した。中核子会社は、コア事業であるRIZAPをはじめ、補整下着のMRKホールディングス、ジャパンギャルズ、ワンダーコーポレーション、雑貨のイデアインターナショナル、HAPiNS、EC専業アパレルの夢展望、ジーンズメイト、繊維素材の堀田丸正といった、上場会社を中心に中核事業を担当する会社に加え、投資機能および経営政権支援機能に特化した中間持株会社のRIZAPインベストメントを配置した。
なお、4月24日に開催した取締役会において、元カルビーCEO(最高経営責任者)の松本晃取締役の6月22日での退任を決定した。昨年6月に招へいされた際に松本氏は、「瀬戸(健CEO)さんを世界的な企業家にする」「取締役の期間は決めず、6〜8年くらいを目安にする」と語っていたが、1年での退任となった。松本氏は、同日付で特別顧問に就任し、引き続き瀬戸健社長の支援に注力するという。
松本氏は、「グループの構造改革において、緊急的に実行すべきものは目処が立ち、短い期間だったが、一定の役割を果たすことができた。RIZAPグループには将来が期待できる事業がいくつか存在し、必要な施策を着実に実行することで今期は黒字化、来季はV字回復できると期待している」とコメントした。