「チャン・ルー(CHAN LUU)」は4月中旬に、表参道のショールームでワークショップイベントを開催した。来日したブランド創始者のチャン・ルーとクリエイティブ・ディレクターのテッサ・トラン(Tessa Tran)がカスタマイズジュエリーの作り方の講師を務めた。同イベントでは、ルーとテッサが世界中を旅して集めた天然石やバロックパール、カメオなど20種類以上のチャームから好きなものを選び、ネックレスやブレスレット、ピアスなどに仕上げるというものだ。ルーは、「東京でワークショップを開催できてうれしい。手作りしたジュエリーにはストーリーが宿る。いつ、どこで、誰と、なぜ作ったのかが思い出に刻まれるから。日本人はしゃぶしゃぶなど、自分で手を動かすことが好きだと思うから、きっと楽しんでもらえるはず」と話し、参加者の笑いを誘った。トランは、「これは私が作ったジュエリー。好みに合わせてチャームを選んでみて」とコメント。
参加者は、机の上にずらりと並んだチャーム選びに夢中だ。トレーの上に、選んだチャームを並べて、ルーやテッサに意見を求めた。チャームが決まると2つのペンチを使ってそれをネックレスやブレスレットに留めていく。トランがペンチの使い方を指南し、参加者は真剣にチャームを留める作業を始めた。ルーは、「ジュエリーのカスタマイズで大切なのは、ボリュームや色のバランス」と言いながら、一人一人のジュエリーにアドバイスをしながらアレンジを補助していた。最後に参加者全員が完成したジュエリーを着用し、ルーとトランの2人を囲んで記念撮影を行った。