レッドブル・ジャパンが主催する音楽フェス「レッドブル ミュージック フェスティバル東京2019(RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2019)」が4月8〜20日、“芸術性と創造性に富んだ場所”をキーワードに東京都内の7カ所で開催された。
最終日は、“花紅柳緑(かこうりゅうりょく)@浜離宮恩賜庭園”を開催。約25万平方メートルという広大な敷地で国の特別名勝および特別史跡に指定されている日本庭園の浜離宮恩賜庭園を舞台に、アンビエントミュージックの先駆者であるイノヤマランド(INOYAMALAND)、ヨシ ホリカワ(YOSI HORIKAWA)、ハイオカ(HAIOKA)、ケイト・エンヴィー(Kate NV)、佐藤那美(Nami Sato)、ローラデニズ(Loradeniz)の実力派6組が演奏。庭園は彼らの音楽により新たな“夜”の顔を見せ、光の演出とも相まって幻想的なムードに包まれる特別な一夜となった。
同イベントは“ユニークベニュー”という、歴史的建造物や美術館などを会場として利用することで特別感や地域特性をアピールするため、17年度からスタートした取り組みの一環で、浜離宮恩賜庭園でのイベント開催は民間企業単独としては初。レッドブル・ジャパンと浜離宮恩賜庭園との間で、庭園の価値や魅力を高めて庭園文化を世界に発信できるイベント企画であるかどうかを互いに深く理解し合い、長い構想期間を経て開催に至った。
“ユニークベニュー”の取り組みは今後も積極的に行っていく方針で、すでにラグジュアリーブランドからの問い合わせもあるという。