「シャネル(CHANEL)」は5月2日、スポーティー&モダンなデザインとセラミック素材で話題となり、6月にはデザインや印象はそのままながら中身も外見も大刷新するアイコンウオッチ“J 12”のキャンペーンを公開する。
長年「シャネル」の香水などで広告塔を務める女優のキーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)、同じく伝説的フレグランス“No.5”のミューズのキャロル・ブーケ(Carole Bouquet)やアリ・マッグロー(Ali MacGraw)、90年代からアンバサダーを務めるVanessa Paradis(ヴァネッサ・パラディ)と、かつては彼女と交際していたジョニー・デップ(Johnny Depp)の娘のリリー・ローズ・デップ(Lily-Rose Depp)、スーパーモデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)とクラウディア・シファー(Claudia Schiffer)、今も「シャネル」のランウエイを歩くアジア人モデルのリウ・ウェン(Liu Wen)、映画「シャネル&ストラヴィンスキー」でココ・シャネル(Coco Chanel)を演じたアナ・ムグラリス(Anna Mouglalis)という、メゾンと関わりの深い9人を一度に抜擢。それぞれが人生を変えた決定的瞬間について語る。キーラは、「今、この瞬間。今を精一杯いきているの」と語り、リリーは「私の人生は、弟が生まれた瞬間に変わったわ」と回顧、リウはモデルを志し北京行きの片道列車の切符を買ったときと、それぞれの人生を垣間見せる。
メゾンは、「1秒は誰にとっても1秒。そして1分は60秒で、1時間は3600秒なのも皆同じ。ただそれぞれが過ごす時は、1つとして同じではない。パーソナルだ。だから異なる年齢、文化、そして人生を経た9人の女性を選んでいる。皆『シャネル』の歴史の一翼を担っているが、9者9様だ」と話す。
5人が身につける“J12”は、文字盤内の文字、ベゼルの外周の刻みの数、りゅうずの大きさ、時針や分針の幅、ブレスレットのリンク(コマ)など、全体の7割にも及ぶパーツを改良しながら、全体の印象はそのままのリニューアルを遂げる。価格は63万2000円〜の予定だ。