ビジネス

染色加工大手の小松マテーレの19年3月期は売上高1.0%増の390億円 スポーツ分野が好調

 染色加工大手の小松マテーレの2019年3月期決算は、売上高が前期比1.0%増の390億円、営業利益が同0.6%増の21億円、経常利益が同1.0%減の27億円、純利益が同0.2%減の21億円だった。

 セグメント別では、衣料・ファブリック部門で国内外において高感性・高機能素材の開発と市場導入を進め売上高が同0.6%増の257億円だった。分野別では、ファッション分野は欧州向けが堅調に推移するも国内および北米・韓国向けが減少して同2.2%減の151億円、民族衣装分野が同1.5%減の41億円だったが、スポーツ・機能分野は、国内・海外ともに順調に拡大して同9.8%増の64億円だった。

 2020年3月期の売上高は、400億円を予想しうち衣料・ファブリック部門が6.4%増の273億円を計画する。営業利益は同10.8%増の24億円、経常利益が同8.0%増の30億円、純利益が同7.9%増の23億円を予想する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。