国際綿花評議会(Cotton Council International以下、CCI)はコットンの日の5月10日、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で「コットンUSAアワード(COTTON USA AWARD)」の授賞式を開催した。2004年から毎年行われており16回目の今回はレスリング五輪金メダリストの吉田沙保里が受賞した。選出の理由は「現役時代は“霊長類最強女子”の異名で親しまれ、引退後は乙女なかわいらしさを見せ、コットンのような優しさと温かみのある人柄」だから。
吉田は、コットン製のグリーンのドレスとシルバーのサンダルで登場し、「現役時代ではいただけなかった賞だからとても嬉しい」と喜びを語った。また現役を引退してからのことを尋ねられると「肉体疲労もなく元気に過ごしています。現役時代は昼寝しないと難しかったけれど今は昼寝なしでも大丈夫。今までできなかったこと、したことがなかったことに挑戦したい」と語った。
CCIが推進する「COTTON USA」マークは世界的に信頼された上質なアメリカ綿を50%以上使用している製品に付けられる目印。海外の綿花関係諸団体と連携してアメリカ綿の品質やサステイナビリティーなどを伝えている。今回のアワードはその一環。