「ロエベ(LOEWE)」は、スペインのイビザ島にかつて存在した伝説のブティック「パウラズ イビザ(Paula’s Ibiza)」とのコラボ第3弾の巡回型ポップアップイベント「パウラズ ロードトリップ」を5月9日〜12日の4日間、大阪・梅田の阪急サン広場で開催中だ。
阪急うめだ本店前の阪急サン広場には、ショッキングピンクとポップなプリントでラッピングされた4WDの移動式トレーラーが駐車。「パウラズ イビザ」の自由で開放的な雰囲気を再現した店内に、海辺のボヘミアンスタイルと遊び心あるプリントを融合したウィメンズおよびメンズのウエアとバッグなどの小物が並ぶ。ポップアップストア限定色の商品も用意され、購入することも可能だ。「同コレクションは若年層のエントリーラインになるよう買い求めやすい価格で展開している。より広く認知度を高めるため、トラフィックの多い場所で開催することになった」と「ロエベ」広報担当者は話す。
10日夜に行われたスペシャルパーティーでは、女優の今田美桜と「エル(ELLE)」コンテンツ部の安楽城誉子副編集長、スタイリストの一ツ山佳子の3人によるスペシャルトークショーを開催した。今田と俳優の吉沢亮が出演した「パウラズ イビザ」のショートムービー撮影秘話や、今夏コレクションのトレンドアイテム、スタイリングポイントなどについて語った。1970年代のボヘミアン調プリントのロングドレスで登場した今田は「個性があって主張もしてくれるブランドなので愛用している。『ロエベ』のバッグはいつも色味が素敵だし、シンプルだけど存在感がある」と言い、洋服についても「男女でシェアしながら着られるので、ジェンダーレスで自由なコレクションだと思う」とブランドの魅力を語った。
スペシャルパーティーには、SNSでの呼びかけに当選した約100人が参加。モデルのAMIAYAによるDJプレーやフォトブースでの撮影を楽しんだり、ケータリングで振る舞われたフードや「ロエベ」のロゴ入りフルーツカクテルなどを味わったりした。参加者には、特別ギフトとしてオリジナルのミサンガとうちわもプレゼントされた。
「ロエベ」のレザーバッグを手に参加した来場者の女性は「デザイナーが代わってからかわいくなったので、いま一番好きなブランド。今日は新作のコレクションを見るのを楽しみにやってきた」と、にこやかに話す。アラサーのOLの2人も、ポップでかわいいコレクションに興味津々の表情を浮かべながら「『ロエベ』は上質なだけでなく、かわいらしさもある。そろそろ『ロエベ』のようなブランドが似合う年頃になってきたかな」と笑顔で語った。
ポップアップストアは、4月の銀座を皮切りに大阪、福岡、神戸、名古屋と日本全国5都市6カ所を巡回中。大阪の次は福岡の岩田屋本店(15〜21日)に移動し、その後、大丸神戸店(23〜26日)、松坂屋名古屋店(5月29〜6月2日)、日本橋髙島屋S.C.新館(6月6〜9日)を回る。詳しい情報は「ロエベ」の公式LINEアカウントなどで配信中だ。