「アレキサンダーワン(ALEXANDERWANG)」は、初となる眼鏡フレームとサングラスのライセンス契約をロサンゼルスの眼鏡ブランド「ディータ(DITA)」と締結した。商品は、2020年秋に日本を含む世界で発売される予定で、価格は未定。「ディータ」とファッションブランドとのライセンス契約は、11年の「トム ブラウン(THOM BROWNE)」に次いで2例目。
アレキサンダー・ワンは「眼鏡はライフスタイルを表現するアイテムであり、『ディータ』との新しいパートナーシップは刺激的なビジネスになると思う。『ディータ』は眼鏡業界のリーダーであり、革新的技術力、デザイン力、商品開発力は優れている。市場に存在感を示すことができると思う」とコメント。ミッキー・ディロン(Micky Dhillon)=ディータ最高経営責任者は、「ディテール、品質、デザインへのこだわりは『ディータ』が誇りを持っている点だ。同じビジョンを持った『アレキサンダーワン』との提携を光栄に思う」と話した。
「ディータ」は1995年に創業。ライセンス事業のほか、15年にニューヨークの眼鏡ブランド「クリスチャン ロス(CRISTIAN ROTH)」を買収し、ブランドビジネスを拡大している。商品は日本で生産している。日本では、東京・青山と代官山にディータジャパンが運営する路面店がある。