クラシエホームプロダクツは、小豆島に住む20~80代の女性65人を対象に行った調査のリポートを発表した。オリーブの産地である小豆島の女性の肌年齢は実年齢に対して平均2.6歳若く、特にオリーブを使用した食品を食べている頻度が高かった20~40代では、平均でマイナス4.5歳という結果となった。また、週に3回以上オリーブオイルを使った料理を食べている割合が過半数に上り、6割の人がオリーブオイルを成分にした美容アイテムを週に3回以上使用していることも明らかになった。
日本オイル美容協会代表理事のYUKIEは「オリーブオイルを食することで肌細胞の代謝が高まって皮脂の分泌が促進され、肌のバリア機能を高めることができる。また、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸と呼ばれる脂肪酸は1次バリア層として重要な皮脂の主成分で、保湿の柱と呼ばれている。食するだけではなく、塗ることで外因的に皮脂の黄金バランスを整えて水分保持力を高めることができる」と話す。
さらに、スキンケアにオイルを取り入れる習慣が少ない日本人女性に比べ、オイル美容が根付いている欧米女性の角層水分保持量は2倍以上という結果もある。小豆島の女性は高い頻度でオリーブオイルをスキンケアに活用していることが、肌年齢を若返らせている理由の1つと考えられる。オリーブオイルは保湿に優れたオレイン酸やオレオカンタールなど抗酸化ファイトケミカルを豊富に含んでいることから、オリーブオイルを美容に用いたアイテムの美肌効果が期待される。