「ベルリン国際映画祭(Internationale Filmfestspiele Berlin)」「ヴェネツィア国際映画祭(Mostra Internazionale d’Arte Cinematografica)」と合わせて世界三大映画祭と呼ばれる「カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)」が5月14〜25日、仏カンヌで開催された。世界中の女優やセレブリティーがレッドカーペットを彩った中、特に話題をさらったのは弱冠21歳で審査員を務めた米国人女優のエル・ファニング(Elle Fanning)だ。
初日の会見では「ディオール(DIOR)」のブラウスとキュロットパンツを軽やかに着こなし、夜はウエストに花があしらわれた「グッチ(GUCCI)」の衣装へと華麗にドレスアップ。それ以降も、胸元が大きく開いた「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の花柄ドレスや「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」の鮮やかなピンクドレス、シフォンのブラウスとスカートにつばの広い女優帽を合わせて古き良きハリウッドを想起させた「ディオール」の衣装など、ガーリーからセクシー、クラシカルまで実に多彩なテイストで来場者の関心を引き続けた。
そのほか、クロエ・セヴィニー(Chloe Sevigny)やマーゴット・ロビー(Margot Robbie)、ウィニー・ハーロウ(Winnie Harlow)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)、ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)ら多数のセレブが自慢の衣装を披露。日本からは「ディオール」を着用した水原希子が登場した。