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連載 ファッション&ジム中毒のエクササイズ

19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek11 変わるのはカラダだけにあらず 毎日がハッピー&丁寧な日々に

 ファッション&ジム中毒の「WWD JAPAN.com」編集長が、2019年春夏シーズン最大のトレンドであるスポーツスタイルの代表格「MSGM」をカッコよく着るため、「RIZAP」に通い始めたこの企画。

19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek10 「RIZAP」トレーナーによるレビューはエディの「セリーヌ」

 3カ月の「RIZAP」エクササイズは、いよいよ大詰め。最近は食材のみならず、体内の糖質量もなんとな〜く体感できるようになって、「あ、今日は体内に糖質残ってるっぽいから、昼は糖質抑えとこう」とか「今日は糖質入れといたほうが疲れないかも。朝だし、パン&バナナ行っちゃえ〜」みたいなジャッジができるようになりました。自分のカラダと“対話”できるようになっているかも!?ということで今日は、特にここ数週間で体感するカラダのお話です。

 まず体感する一番の変化は、味に敏感になり、味あわないまま胃袋に流し込んでしまう食事が激減したことです。

 社会人デビューが一般紙の社会部事件記者ゆえ、いつ事件や事故、災害が発生して、呼び出され、現場に急行するかわからない環境にいたからでしょう(と言い訳していますw)。「RIZAP」に通う前までは、ものすご〜く早食い&ドカ食いだったんです。例えば以前のランチは、「欲張り弁当。ご飯大盛り」を10分で食べ、20分仮眠する。そんな感じ。おやつはボリューム重視で、例えばケーキならシフォンよりスポンジ。スポンジよりムース(その方が重量があるからw)。そんな感じでした。

 それが「RIZAP」に通い糖質コントロールにある程度成功してからは、激変。「RIZAP」に通いつつ趣味の有酸素運動も高頻度で続けているので(笑)、他の方に比べて摂取量は多めにするようアドバイスも受けているのですが、あくまで自分比ボリュームダウンした食事が増えたので、ありがたく、ゆっくり、味わいながら食べるようになりました。すると味覚はいつしか鋭敏になり、「いきなり!ステーキ」のソースは時々しょっぱい。水煮の大豆やローストしただけのアーモンドは、「美味しい」と感じます。チョコレートは、カカオ88%が美味しい。十分甘いんです。

 そして一番驚いたのは、コレ。「ローソン」の低糖質おやつ「くるみとココナッツのキャラメリゼ素焼きアーモンド入り」(40g、249kcal、糖質は5.4g)を一度に、全部食べなくなったことです。40gのナッツなんて以前なら開封して、大口を開けて流し込んで完食。その間は多分30秒くらいだったハズ。それが半分くらい食べたら、「キャラメル味、結構濃いな。もう十分かも」と思うようになって、2回に分けて食べるようになったのです。驚き。マジで自分に驚きです。

 糖質コントロールは、やはり外食より自炊の方が簡単なせいか、台所に立つ機会も増えました。と言っても男子の一人暮らしですから、カット野菜をお皿にボーンと乗っけて、水煮の大豆をぶっかけて、時にはシーチキンやアボカドをプラスして、ドレッシングをぶっかける程度です(笑)。となると食べることも含め、朝は以前より30分くらい早起きすることに。もともと朝型でしたが、最近はついに6時おき。下手したら5時台という生活に突入しています。こうなると朝の自宅での生活が楽しくなり、「次は『ネスプレッソ(NESPRESSO)』で何を頼もうか?」とか、「朝スープに入れるラー油は、何が美味しいか?」とか、「生活空間のジャマにならないスポンジは何か?」とかQOLが上昇。結果、自分史上最高レベルで雑貨に大ハマり。「ピンタレスト」でおしゃれな部屋の投稿写真とかをめっちゃ見ています(笑)。年齢的なモノもあるでしょうが、洋服以外にも興味の範囲が広がった印象です。憧れの「& Premium」的な“丁寧な暮らし”に半歩くらい近づいたでしょうか?

 そして、めちゃくちゃ毎日ポジティブです。「RIZAP」の伊藤祐トレーナー曰く、「筋トレをすると、“幸せホルモン”とも言われる成長ホルモンを分泌。分泌が高い状態が2、3日続くので、日々の思考もよりプラス思考になる」らしく、週に2、3回筋トレしている僕は今、24時間365日幸せホルモンが体内を巡っている状態(笑)。“自分史上最高”のカラダに近づいている手応えも手伝い、毎日ハッピーです。おかげで新しいアイデアが続々生まれ、今は特集、連載、大作のウェブ記事などに絶賛トライ中。正直、ちょっと首が回っていません(ダメじゃんw!!)。

 ということで、変わったのはカラダのみならず。「トリー スポーツ(TORY SPORT)」の“マッスル”レビューで伊藤トレーナーは、「カッコよくなると、ボディーラインが映えるウエアに変わる」とおっしゃいましたが、変わるのは洋服だけじゃない!結構イロイロ変わるんだなぁ、と実感します。
 今週のカラダは、

・体重:56.1kg(当初比-3.2kg、前週比+0.2kg)
・体脂肪率:8.7%(同-6.8%、同-0.8%)
・筋肉量:48.5kg(同+1.3kg、同+0.5kg)

でした。さぁ、いよいよ次回は最終回(!?)。もう一度ハダカを晒し、3カ月の成果をお披露目です。乞うご期待!!

【今週の“マッスルレビュー”:
「タエ アシダ」2019年春夏
コレクション】

 連載では毎回最後に、伊藤トレーナーにモデルのカラダの側面から、ミラノ&パリのメンズブランドを分析していただきます(伊藤トレーナー個人の見解です)。ブランドは千差万別。その世界観を体現するモデルも千差万別。彼らのカラダを分析すれば、ブランドの新たな魅力に気づくかもしれないし、もっとカッコよく洋服を着こなせるかもしれません。今回は「タエ アシダ」。マチュアな女性に向けたブランドから、オトナのカラダについて考えます。

 シリーズも回数を重ね、いよいよネタ切れか?と思われるかもしれませんが、ネタはまだまだたくさんあります(笑)。

 今回は、東京の「タエ アシダ」。洗練された大人の女性向けブランドを美しく着こなしたいマダムも多いでしょう。着こなせれば美しいシルエットゆえ、男性は思わずうっとりしそうです。今までは着るまでのお体づくりにフォーカスしていましたが、今日は「タエ アシダ」が似合うであろう「着ている時の仕草」についてです。

 「あの人は、なんで雰囲気が妖艶なんだろう?」。つい、そう思ってしまう女性はいるものです。それは、必ずしもパーフェクトなスタイルの女性とは限りません。「なんかセクシー」という印象の女性を見た事は、きっと皆さんもあるでしょう。

 以前も触れましたが、男性が特に「セクシーと感じる」のは、「健康的な子孫を残したい」という本能的なもの。それは「骨盤の健康さ」を無意識に、本能的に判断していることが多いんです。フラダンスやベリーダンスには元々「求愛」の意味合いもあり、骨盤を美しく動かすからセクシーですよね。

 現代社会では、
・オフィスワークで、骨盤が落ちたまま長時間座っている
・運動不足で骨盤周りを動かさない&動きが小さい
 と、セクシーボディには程遠い生活を送っているパターンが多いかもしれません。

 そんな時に簡単に役立つのは、家で家具として眠っている(笑)、バランスボールです。バランスボールに座って姿勢を正し、上半身を動かさないイメージで骨盤だけを大きくぐるぐる回す動きをやってみてください。ほとんどの方が、上半身が一緒についてきてブレブレになるかと思います。これをTVを見ながらなど、隙がある時間に続けると、上半身と下半身でそれぞれ独立した動きができるようになります!骨盤周りの使い方が上手になるんです

 そして、「タエ アシダ」を着た時にはとにかく「骨盤を立てる!(前に傾き過ぎてもダメ)」。
首を長く保つイメージで胸を引き上げ、健康的な骨盤をアピールするように骨盤を立たせてください。

 これだけで、周りからの印象は大きく変わりますよ!

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