ファッション

ライトオンが最終赤字53億円に下方修正 19年8月期、値引きで採算悪化

 ライトオンは28日、2019年8月期連結業績の純損益が53億円の赤字(前期は4億5700万円の黒字)になりそうだと発表した。2月に16億円の赤字へと下方修正していたが、赤字幅がさらに拡大する。山場であるゴールデンウイーク商戦が振るわず、3〜5月期の既存店売上高は前年同期比2.8%減。前年からの持ち越し商品を含めて、夏のバーゲン計画の見直しを余儀なくされ、粗利益率が悪化する。

 修正後の予想は、売上高が745億円(従来予想は770億円)、営業損益が26億円の赤字(同1億円の黒字)。粗利益率の悪化に伴い、特別損失を計上する。従来は10円を予想していた期末配当を無配にし、年間配当は前期比10円減の10円の見通しとなる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。