ライトオンは28日、2019年8月期連結業績の純損益が53億円の赤字(前期は4億5700万円の黒字)になりそうだと発表した。2月に16億円の赤字へと下方修正していたが、赤字幅がさらに拡大する。山場であるゴールデンウイーク商戦が振るわず、3〜5月期の既存店売上高は前年同期比2.8%減。前年からの持ち越し商品を含めて、夏のバーゲン計画の見直しを余儀なくされ、粗利益率が悪化する。
修正後の予想は、売上高が745億円(従来予想は770億円)、営業損益が26億円の赤字(同1億円の黒字)。粗利益率の悪化に伴い、特別損失を計上する。従来は10円を予想していた期末配当を無配にし、年間配当は前期比10円減の10円の見通しとなる。