ファッション

「シュプリーム」からドラムセットが登場

 毎シーズン、ユーモアに富んだコラボアイテムを発売する「シュプリーム(SUPREME)」が、日本の楽器メーカー・パール楽器製造とのドラムセットを6月8日に発売する。世界で50〜60セットが用意されているというが、日本での展開数と価格は未定。6日に海外で発売された際は、4998ドル(約54万円)の値段にもかかわらずオンラインでは約5秒で完売した。

 ドラムのシェル(胴部分)を「シュプリーム」のブランドカラーであるレッドに仕上げ、おなじみの“Supreme”の文字も大胆にプリントするなど、ファン垂涎のアイテムに仕上がっている。またセットには、400年の歴史をもつシンバルブランド「ジルジャン(ZILDJIAN)」とのコラボシンバルも含まれている。

 「シュプリーム」の公式インスタグラムには、カーミットで知られる映画「ザ・マペッツ(The Muppets)」の登場キャラクターでドラマーのアニマルが、このドラムセットを使用した圧巻のドラムパフォーマンスの様子が投稿されている。

 なお、「シュプリーム」はこれまでもたびたび楽器を発表しており、昨年はギターと鍵盤ハーモニカを、12年にはハーモニカを発売した。

 パール楽器製造は1946年に東京で設立。ディープ・パープル(Deep Purple)のイアン・ペイス(Ian Paice)や、キッス(KISS)のエリック・シンガー(Eric Singer)、元スリップノット(Slipknot)のジョーイ・ジョーディソン(Joey Jordison)らトップドラマーが同社のドラムセットを愛用している。

 同日は、老舗スポーツブランド「47ブランド(’47 BRAND)」をコラボレーターに迎え、米カリフォルニア・オークランドを本拠地とするNFLチーム、オークランド・レイダース(Oakland Raiders)にフォーカスしたコレクションなども発売する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。