繊維ファッション産学協議会は6月13日に、「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞 プロ部門」の審査を東京・文化ファッションインキュベーションで行い、今年度からビジネス支援を行うファッションデザイナー10人を決定した。また、審査で最高得点を獲得した「ポートヴェル(PORTVEL)」の濵田博昭デザイナーを東京都知事賞に選出した。
審査には、4月1日から5月17日までに応募のあった37ブランドのうち、応募基準を満たした22組のファッションデザイナーが参加し、自身の商品や事業を7人の審査員にプレゼンテーションした。受賞した10人には、今年度から最長3年間(意欲・成果により毎年更新)のビジネス支援を行う。
今年で9年目を迎える同賞はこれまで、岩田翔「ティート トウキョウ(TIIT TOKYO)」デザイナーや井野将之「ダブレット(DOUBLET)」デザイナー、北澤武志「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」デザイナー、小髙真理「マラミュート(MALAMUTE)」デザイナーらが受賞。昨年はハチ「バルムング(BALMUNG)」デザイナーが最高得点を獲得し、東京都知事賞を受賞した。
「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門」の受賞ブランド・受賞デザイナーは以下の通り。
「ポートヴェル(PORTVEL)」/濵田博昭
「アヴァロン(AVALONE)」/三浦進
「ベース マーク(BASE MARK)」/金木志穂
「ボディソング(BODYSONG.)」/アオキ シュンスケ
「ハトラ(HATRA)」/長見佳祐
「メアグラーティア(MEAGRATIA)」/関根 隆文
「P.E.O.T.W AG」/福田真也
「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」/竹内美彩
「ランブルレッド(RUMBLE RED)」/牧野渚&牧野陽平
「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」/大月壮士
「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門」の審査員は以下の通り。
二村仁オンワードインターナショナルファッション代表取締役会長
岡田正美ニレ・アップス取締役副社長
小湊千恵美「ファッションスナップ ドットコム」編集委員・ディレクター
寺澤真理・三越伊勢丹 伊勢丹新宿店 クロスMD営業部エディター
飯泉太浩ブランディング・ディレクター
篠原航平・中小企業診断士
向千鶴「WWDジャパン」編集長