インテリア、ファッション、ビューティ、テーブルウエアなどあらゆるデザイン製品が集まるバイヤー向けの展示会「第10回 DESIGN TOKYO -国際デザイン製品展-」が、東京ビッグサイトに新設された青海展示棟で6月26~28日に開催される。リード エグジビション ジャパン主催の同イベントは、バイヤー5万5000人が来場する国際商談展だ。
同イベントの出展には、デザイン業界で活躍する著名人による審査があり、デザインディレクターの川崎和男をはじめ、髙島郁夫フランフラン社長、インテリアデザイナーの森田泰通、雑誌「カーサ ブルータス」「エル・デコ」などでスタイリングを手掛けるインテリアスタイリストの長山智美、ニューヨーク近代美術館(MoMA)コレクション・スペシャリストのポール・ギャロウェイ(Paul Galloway)の計5人からなる審査委員が出展製品を厳選する。
注目すべきは、日本初上陸の海外ブランドが多数出展する点だ。今年はフランス、南アフリカ、台湾、イタリア、ドイツなど世界各国から洗練された製品が集結。
ミシュランの星付きレストランが愛用する芸術的なフランス磁器、ロサンゼルス発のハイエンドなステーショナリー、デンマークの北欧らしいデザインの高音質ワイヤレススピーカー、旧王室御用達のマルセイユ石けん、本場ベルギーのクリスマスデコレーション、香港の陶芸作家による美しい色合いの食器など、海外の最新デザインアイテムを仕入れることができる。
そして、メイド・イン・ジャパンの製品も見逃せない。手染めの美濃和紙を使った手帳、人気アニメキャラの進化系ルービックキューブ、マグネットを利用して驚きのつまみやすさを実現した箸、ドイツの国際的プロダクトデザイン賞「レッド・ドット(RED DOT)」最高賞を受賞した世界一軽い鋳物鍋など、デザインに加え、品質やアイデアにこだわった逸品が数多く出展される。
また、開催初日にグランプリが発表される「DESIGN TOKYO大賞 2019」にも注目したい。前述の審査員により、出展製品の中から“売れるデザイン”のベストプロダクトが選ばれる。例年多くのTV局が取材に訪れるなどメディアも注目しており、昨年受賞したスマートキッチン家電は、MoMAデザインストア での取り扱いが決まり、世界中で販売されている。
1年に1度、世界中から最新のデザイン製品が集まる場「DESIGN TOKYO」は仕入れや最新トレンドチェックの場として、バイヤーなら足を運んでおきたいイベントだ。
■第10回 DESIGN TOKYO –国際 デザイン製品展-
日程:6月26日〜28日
時間:10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
入場料:5000円 (招待状持参で無料)
主催:リード エグジビション ジャパン
DESIGN TOKYO 事務局
03-5324-1289