「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はメンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)による新たなファッションジュエリー・コレクションを発表した。レッドカーペットの主役となるラグジュアリーなピースから日常使いできるカジュアルなものまで、さまざまなシーンにマッチするジュエリーをそろえる。2019プレ・フォール・コレクションのアイテムと共に一部の店舗で販売している。価格帯は6万9000〜38万3000円。
同コレクションは19春夏メンズ・コレクションに登場したアクセサリーやレザーグッズにあしらわれたメンズウエアのチェーンを再解釈したもの。クラシカルなキューバンリンクから着想を得て、ヒップホップやスケートカルチャーのほか、さまざまなコラボレーターたちの幅広い文化的要素をデザインに取り入れた。メンズジュエリーの伝統に根ざし、素材やフォームにもこだわった。
コレクションの主要テーマ“レインボーストーリー”にちなんだマルチカラーのチェーンはダイバーシティーへのオマージュだ。オレンジとブルーのエナメル、ビンテージ風に仕上げたゴールドカラーの光沢感を持つ真鍮、モノグラムの刻印が施されたパラジウム仕上げ、隙間なく敷き詰められたさまざまな色合いのクリスタルが1本のチェーンとなって連なる。
またモノグラムがアーティスティックなパターンで散りばめられた全面パラジウム仕上げのバージョンを展開。2つのホワイトセラミックバージョンには、パラジウム仕上げの真鍮にエンボス加工でモノグラム・モチーフを施したペンダントとセラミックシグネットリングをそろえる。すべてのネックレスとブレスレットには、革新的で新たなクロージングシステムを採用した。クラスプには、登録商標を表す“Louis Vuitton”と“R”の文字が刻まれている。