「WWDビューティ」6月20日号は、毎年恒例の保存版企画「世界のビューティ企業ランキングTOP100」です。米「WWD」発行の「BEAUTY INC」が売上高から独自に集計した、1~100位をランキング形式で紹介。各社の売上高や前年比、順位の推移、子会社および主要ブランド、最近のニュースを併せて解説しています。
2018年は世界的なスキンケアブームやプレステージブランドの人気が各社の業績に大きく影響を与えました。スキンケアが強い企業はその恩恵を受けた一方で、北米を筆頭にマスメイクアップブランドが苦戦していることが読み取れます。地域別では中国を筆頭にアジアの売り上げが飛躍的に伸びたほか、16年以降続く大手企業による買収の傾向は18年も継続。中でもデジタル企業や最新技術を持つ企業の買収や投資が目立ちました。
営業利益率トップ22には多くの日系企業もラインクイン。ビューティ株騰落率ランキングでは、17年はトップ10に日系企業がランクインしていましたが、18年はインド企業が台頭しています。激動のビューティ業界を生き抜く各企業の数字や動きが一目でわかる特集です。美容業界に関わる人はもちろん、美容業界を志す学生や、マーケティング資料をお探しの方も見逃せない内容です。
ニュース面では、夏に向けて盛り上がる脱毛市場の今年の特徴的な動きを「低年齢化」「キッズ」「アンチカミソリ」といったキーワードから読み解いたほか、9月20日に開業する大丸心斎橋店本館の、化粧品関連売り場を強化する背景をリポート。そのほか、9月に日本に初上陸する米カリフォルニア発メイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」を取り上げています。
目元ケアのアイクリーム「プロディジー CELグロウ アイ」を発売する「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」、食用バラのエキスを配合した新スキンケアを発売する「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ(LES MERVEILLEUSES LADUREE)」、初のスキンケアラインを発売するビューティブランド「ハッチ(HACCI)」を紹介。さまざまな役に挑戦し注目の女優・小芝風花のインタビューも掲載しています。