ファッション

エストネーション2019-20年秋冬トレンド 今年らしさはボウタイとペイズリー柄で

エストネーション(ESTNATION)のウィメンズ2019-20年秋冬は、コートに移るまでのアウターを充実させる。「去年はバリエーションも量も足りなかった」(広報担当者)ことを受けてジャケットやカーディガン、レザージャケット、きれいめブルゾン、ジャケットとシャツの間のような厚みの“シャケット”など着丈、色、柄をさまざまに並べ、型数は2倍以上を用意する。特にジャケットはシルエットも素材もバリエーション豊富だ。「ジャケットを“ニューアウター”としてコートの前の羽織り物として提案する」と、藤井かんなウィメンズディレクターは言う。加えて、リアルレザーから人工レザーまでレザーアウターを強化する。人気のダウンジャケットも引き続きそろえる。

ニットの動き出しが遅いと予測して、カットソーやシャツ、ブラウスも幅広く打ち出す。「ボウタイやスカーフなど首回りの装飾が今年らしさにつながる」と藤井ディレクター。とはいえ、「温度調節ができるようなニットのレイヤードスタイルを提案する。着脱しやすいものや、コットンからウールまで糸の種類も豊富にそろえる」ということで、ニットは前年比30~40%増の売り上げを計画する。ハイゲージニットの変形アンサンブルや、トップスとパンツ、ワンピースとレギンス、トップスとカーディガン、Vネックトップスとストールなど幅広くそろえる。

シーズン全体としては「“ノマディック”をテーマに、70年代や80年代のムーブメントや多様性を表現するアイテムをそろえた」と藤井ディレクター。カラーパレットはベージュからブラウンを主軸に、イエロー、テラコッタ、ロイヤルブルー、ピスタチオグリーンなど。柄は人気が継続しているチェックやアニマルに加えてペイズリーを用意すし、チェック × ペイズリーといった柄の掛け合わせを提案する。

2019-20年秋冬トレンドをもっと見る

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。