ダウンアウターを中心としたイタリアブランド「ヘルノ(HERNO)」は2019-20年秋冬、「ゴアテックス(GORE-TEX)」などの機能性素材の使用を打ち出してきた“ラミナー(LAMINAR)”ラインで、よりデザイン性を高めた商品をそろえている。ウールの表地に防風・透湿などの裏地を貼り合わせることで、「機能性はそのままに、イタリアならではの手の込んだ作り」(広報担当者)を表現する。
グレンチェックの生地の上にフロッキープリントを重ねたショート丈ダウンコート(ウィメンズ17万8000円)など、凝った素材が特徴。表地に千鳥格子柄のウール・カシミヤを使ったメンズコート(20万5000円)は、スーツスタイルにも合うクラシカルな表情だ。「ダウンコートのスポーティーなイメージが苦手という人にも着てもらえるデザイン」になっている。
ダウンアウターは18-19年秋冬が全般的に売り上げ好調だったことを受け、各社19-20年秋冬も新アイテムの提案や、新規ブランドの導入に力を入れている。