資生堂は9月1日、メイクアップライン「SHISEIDO メイクアップ」のベースメイク(11アイテム、全36品、500~6000円)を刷新する。18年9月にリニューアルしたカラーメイクに次いだもので、これによりメイクアップラインのテコ入れが一段落する。
新ベースメイクは、同社が長年培ってきたスキンケアテクノロジーを生かし、付けたてのフレッシュな肌が長時間持続する独自技術を搭載したファンデーションやクッションファンデーション、コンシーラーなどを扱う。
主軸となるファンデーション「シンクロスキン セルフリフレッシング ファンデーション」SPF35・PA++++(全12色、各30mL、各6000円)は、独自テクノロジーを搭載し、汗や皮脂、動きに強く、色移りやヨレ、テカリを防ぎ、24時間美しい肌印象が続く。
メイクアップラインの刷新は資生堂の中長期戦略のVISION2020の一環で実施。ニューヨークのメイクアップ開発拠点と日本の技術を融合して作り上げている。
【エディターズ・チェック】
昨年9月に130品を刷新したカラーメイク。20~30代の女性を取り込み、予想以上の売り上げを達成しているという。その中で、課題となっていたベースメイクが今回刷新することで「SHISEIDO メイクアップ」の勢いに弾みがつくだろう。主軸のファンデーションは、美容液を塗布しているかのようなテクスチャーで伸びも抜群。適度な艶感もあって年代問わず支持されそう。