ビジネス

高島屋が中国から撤退 上海店を8月末に閉店

 高島屋は25日、中国の上海高島屋を8月25日で閉店すると発表した。運営する現地法人が家主との間で家賃減額交渉を進めていたが折り合わなかった。現地法人は清算する予定。これに伴い、2020年2月期で20億〜30億円の損失が発生する見通し。

 同店は2012年12月に売り場面積4万平方メートルのフルラインの日本型百貨店としてオープン。出店エリアの人口や就業者の増加を見込んでいたが、周辺開発が計画よりも遅れたことや販管費の高止まりもあって苦戦を強いられ、開業以来、営業赤字が続いていた。他の商業施設やECとの競合激化に加えて、米中貿易摩擦による個人消費の落ち込みが痛手になった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。