セレブリティーのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)が自身の下着ブランド「キモノ(KIMONO)」をアメリカで商標登録を出願したという報道を受け、これに反対する意見がハッシュタグ「#KimOhNo」を使ってSNS上に集まっている。
26日中にインスタグラム上では1000件以上の意見が寄せられ、投稿者の多くは自身が着物姿の写真を一緒にアップしている。「これは日本文化の盗用ではないか」「別の名前に変更してほしい」などさまざまな意見が飛び交う。
このハッシュタグ「#KimOhNo」を作ったのは、作家でニューヨーク州およびニュージャージー州弁護士資格を持つ渡邉葉さんのようだ。渡邉さんは自身のツイッター(@YoWatShiinaEsq)上で「こういうハッシュタグを作ってみました。#KimOhNo キム・カーダシアンは無邪気に名付けたのかもしれない(しかし以前から何度も無思慮な文化盗用を指摘されている)けど、キモノってこういうものだよ、と教えてあげよう」と呼びかけている。
アメリカ在住の日本人クリエイター、大石結花さんは自身のインスタグラム(@0oyukao0)で「キム・カーダシアンがKimonoという名前のブランドを立ち上げて、商標登録しようとし、下着、フェイクレザー商品、ムチまで売ろうとしてます。日本の文化を盗用どころか、自分の名前とかけたダジャレのために使われて、怒ってます。具体的にできることは少ないけど、インスタやTwitterで発信続けます。同じように憤りを感じていたら、声を上げることは大事だと思います」とコメントしている。