ユニリーバ・ジャパンは7月1日、髪の状態や好みの仕上がりに合わせて2万通り以上の組み合わせから自分だけのシャンプーをパーソナライズするヘアケア、「ラボリカ(LABORICA)」の販売をスタートした。それと共に「ラボリカ」のオフィシャルサイトをオープンし、注文の受付を開始した。価格はシャンプーとトリートメントのセット(各250mL)で、6980円(税込)。注文から到着までは1週間前後かかる。
「ラボリカ」は、年齢や性別、髪の長さ、太さ、毛量のほか、カラーの頻度やスタイリング時間など髪に関するさまざまな質問に答え、その髪診断の結果をもとにシャンプーやトリートメントの処方をパーソナライズ。延べ10万人以上もの日本人女性に製品テストを行ってきた同社の知見を生かし、ユニリーバの科学者が一つ一つ処方を設計する。製品は研究所からできるだけフレッシュな状態で自宅に直送される。また、直送によって物流コストや保管費用、仲介手数料などを抑え、上質な原料の調達を可能にする。
シャンプーとトリートメントの組み合わせは合計2万通り以上で、幅広い選択肢から、自分に合ったシャンプーを見つけることが可能。香りも自分好みにカスタマイズでき、世界的な調香師が厳選したフレグランスから気分やモードに合わせて選ぶことができる。
商品の発売にあたって、インスタグラムで人気の2人のインフルエンサー、パーソナルスタイリストの大日方久美子とモデルの長澤メイがアンバサダーに就任。今後は、SNSを中心に「ラボリカ」を盛り上げていくほか、限定パッケージのデザインなども担当する予定だ。
日本では、昨年5月に「メデュラ(MEDULLA)」がサービスを開始し、今年3月には「ボタニスト(BOTANIST)」が「マイ ボタニスト(MY BOTANIST)」をスタートするなど、パーソナライズヘアケア市場が盛り上がっている。